2007年11月4日日曜日

F905i







富士通製「F905i」は、903iシリーズからの“ヨコモーション”機構を採用した端末。ディスプレイには、3.2インチ、480×864ドット(ワイドVGA)、1,677万7,216色表示をサポートする広視野角の「スーパーファインIPS液晶」が搭載される。  F903iから継承する“ヨコモーション”は、ワイドVGA液晶を搭載したことで進化。ワンセグを横画面で視聴する際の、2分割画面で扱える機能が拡大され、メールやiモード、電話帳の操作といった各種操作がワンセグを見ながら行なえる。また、ワンセグの予約録画機能もサポートされる。  画面がVGAクラスの解像度になったことで、端末に搭載されるフォントもVGAに対応したスケーラブルフォントを用意。従来から搭載されているモリサワのゴシック、明朝体のリュウミンに加え、新たにモリサワの「丸フォーク」が搭載される。「丸フォーク」は、ハネ、ハライを細くし、緩やかなカーブでスマートな印象のフォント。字間が調整されていることから、フルブラウザなど文字を小さく表示した際の読みやすさに優れている。  メールの本文表示では、文字サイズをテンキーの[1]で縮小、[3]で拡大できる「クイックズーム」機能を搭載。電車の中では縮小して閲覧したり、移動中に拡大して視認性を上げたりといった使い方が、手軽に行なえる。  富士通製端末ではおなじみの指紋認証センサーを、閉じた状態の裏面に搭載。プライバシーモードが従来よりも機能拡充され、「マイピクチャ」「iモーション」「マイドキュメント」「ブックマーク」の中のユーザーが作成したフォルダを、「プライバシーモード」設定時に非表示にできる機能が追加されている。  また、「らくらくホン」シリーズに搭載されている、周囲の騒音を検知して相手の声を聞きやすくする「スーパーはっきりボイス」、自分の声を相手に伝えやすくする「はっきりマイク」、相手の声をゆっくりとしたスピードで聞ける「ゆっくりボイス」機能が搭載される。これらの機能は、機能のON・OFFが選択できる。  FOMAハイスピード(HSDPA)に対応し、GSMがサポートされる。GPS機能が搭載され、緊急速報の「エリアメール」が利用できる。「2in1」「Music&Videoチャネル」「Flash Lite 3」「おサイフケータイ」が利用でき、ミュージックプレーヤー機能はWMAに対応する。WMV形式の動画再生はサポートされず、直感ゲームおよびiアプリの「音声入力」は非対応となっている。  カメラはオートフォーカス対応で有効画素数約320万画素のCMOSカメラ。インカメラは約32万画素のCMOSカメラ。サブディスプレイは約0.65インチ、96×30ドットのモノクロ液晶。外部メモリはmicroSDが利用できる。  大きさは108×50×21mm、重さは138g。連続待受時間は3Gで約505時間、GSMで約300時間、連続通話時間は3Gで約190分、GSMで約200分。ボディカラーはブルー、ブラック、ホワイト、マゼンタの4色。

0 件のコメント: