2008年3月6日木曜日

進化したフルスライドケータイ「FULLFACE 2 921SH」

「921SH」は、「FULLFACE 913SH」の後継モデルとなるシャープ製のスライド端末。「FULLFACE 2」と呼ばれる。3月上旬以降発売。  端末は、前作のFULLFACEと同様、端末を閉じると数字キーや方向キーが隠れてしまう全画面スタイル。従来は、ディスプレイの横に閉じたままでも操作できるセンサーキーが搭載されていたが、「921SH」では指のタッチや長押し、なぞるといった動作に対応した「タッチレガード」センサーを装備。メール作成を除いたほとんどの機能がこのセンサーで行なえるようになった。  長方形の網点で記されたセンサー部は、中央をタッチすると決定キーと同じ役割を果たし、上から下になぞれば方向キーの下、右から左になぞれば方向キーの左といったように方向キーと同じ操作が行なえる。また、長方形の四隅だけは青い点で表示されている。ユーザーから見て左上の青点が左ソフトキー、右上が右ソフトキー、左下がショートカットキー、右下がクリアキーの役割となる。  端末の傾きや動きを感知する「モーションコントロールセンサー」を搭載しており、画面の向きに応じて自動的に縦横が切り替わる。例えば、カメラを起動して端末を横に持ち変えれば、自動的に横画面の撮影に切り替わるという具合だ。また、端末を上下反対にしたとしても、画面がヘディングアップする。「タッチレガード」センサーもこれに呼応し、ユーザーから見た場合に左上の青点は左ソフトキー、右上の青点は右ソフトキーといったように常に同じ操作が行なえるようになっている。  モーションコントロールセンサーでは、端末を振って特定の機能を呼び出す機能も利用できる。ディスプレイは3.2インチ、480×854ドット、最大26万色表示のNewモバイルASV液晶を搭載する。画面は16:9の比率で表示、液晶部と前面パネル部を密着させた「リフレクトバリアパネル」を採用、太陽光などの乱反射が軽減するという。  なお、メニュー画面には、アクロディアのユーザーインターフェイス技術「VIVID UI」が導入され、メニュー画面の3D表示が可能となっている。  映像関連の機能ではワンセグに対応。カメラ機能は、有効画素数320万画素のオートフォーカス付きCMOSカメラを装備。あらかじめピントを合わせた状態で構図を考え、シャッターが押せる「フォーカスロック機能」も利用できる。カメラには名刺読み取り機能なども用意される。最大4GBまでのmicroSDHCカードに対応する。  3Gハイスピードやフルブラウザ、おサイフケータイ、着うたフル、赤外線通信、Bluetoothなどに対応する。GPS機能や国際ローミング機能は非対応。携帯電話でパソコン宛のメール送受信が行なえる新サービス「PCメール」も利用できる。  大きさや重さ、待受時間、連続通話時間、ワンセグ視聴時間は測定中。ボディカラーはブラック、ホワイト、ブライドブルー、ゴールド、ピンクの5色。

0 件のコメント: