2007年11月30日金曜日

ウィルコム、赤外線通信に対応した「nico+」を12月6日発売


ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、通話とEメールのシンプルな機能の音声端末「nico+」(ニコプラス)を12月6日に発売する。6色のカラーバリエーションが用意され、新たに赤外線通信機能が搭載される。  本体カラー6色のうち、ソーダブルー、メロングリーン、シトラスオレンジは12月6日に発売される。2008年1月上旬にはピーチピンクが、1月中旬にはレモンイエロー、セサミグレーが発売される。  ウィルコムストアでの価格は、W-VALUE SELECTの一括購入で22,080円。24カ月のW-VALUE割引を適用した最終的な実質負担額は4,800円となっている。  今回発売される「nico+」(WS005IN)は、シンプルな機能にこだわったネットインデックス製のストレート型端末。主な機能は音声通話、Eメール、ライトメールで、通信はW-SIMを利用する。台湾、タイのローミングに対応する。  2006年7月に発売されたシンプルな端末「nico.」と比べて、新たに赤外線通信機能が搭載された。これにより、端末同士による電話帳の交換などが容易になった。本体カラーは6色のカラーバリエーションが用意され、本体カラーに合わせた待受画像が用意される。また、全色とも抗菌加工が施される。  ディスプレイは1.5インチ、128×128ドットのカラー液晶で、連続待受時間は約490時間、連続通話時間は約300分。大きさは約45×125×14.3mmで、重さは約67g。

au、下り最大3.1Mbpsのデータプラン「WINシングル定額」



KDDIおよび沖縄セルラーは、EV-DO Rev.A方式に対応し、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsのデータ通信が可能な京セラ製データ通信端末「W05K」を12月下旬より発売する。  「W05K」はデータ通信サービス「PacketWINシングルサービス」に対応し、新たに、「W05K」専用の上限額が設定されたデータ通信プラン「WINシングル定額」が提供される。「au買い方セレクト」に応じた料金プランが用意され。フルサポートコースでWINシングル定額(フルサポート)を利用した場合は月額3,150円、シンプルコースでWINシングル定額(シンプル)を利用した場合は月額2,205円となる。  パケット通信料は1パケット(128byte)あたり0.0525円。また、72,000パケット以上の利用は定額となるため、WINシングル定額(フルサポート)で月額最大6,930円、WINシングル定額(シンプル)で月額最大5,985円になる。  au携帯電話とセットで利用するとさらに割引され、上限額はWINシングル定額(フルサポート)で月額最大6,615円、WINシングル定額(シンプル)で月額最大5,670円となる。WINシングル定額とau携帯の回線が同一名義の場合に利用可能で、申込みが必要。  なお、利用にあたっては、このほかにインターネット接続プロバイダーの利用料がかかる。PacketWIN/PacketOneに対応したプロバイダーで利用可能になる予定で、au one net(旧DION)の場合、ひかりone(au one net)やADSLを利用している場合は通常料金のみで利用できる(その他の接続プランは、パケットサービス利用料がさらに月額682円かかる)。  また、2009年1月末までのキャンペーンとして、WINシングル定額(フルサポート)を契約したユーザーを対象に、WINシングル定額(シンプル)の料金で提供する。一方、WINシングル定額(シンプル)で契約した場合、シンプルプランでは通常付与されないポイントが獲得できる。  このほか、「KDDIまとめて請求」で「WINシングル定額」を利用するユーザーに対して、2008年2月1日よりADSLとのセット料金も用意される予定。。

料金イメージ
■ トラフィック制御機能 なお、トラフィック制御機能が用意されており、一般のWebブラウジング等においてはEV-DOの高速な通信が可能。周囲の回線が混雑している状況では、ネットワーク負荷を防ぐために、自動的に通信速度が制御される。また、一定時間内に著しく大量なデータ通信があった場合には、切断される場合がある。通信プロトコルやアプリケーションの制限はないとしている。  たとえば、YouTubeやSkype、GyaOなどを利用した場合、とくに制限はないため利用はできる。ただし、大容量の通信が必要なサービスを利用した場合に通信品質の保証はできないとのこと。
■ 対応端末 「W05K」は、コンパクトフラッシュ(CF)カード型の京セラ製データ通信端末。法人向けの「W04K」と同様にEV-DO Rev.A方式をサポートし、通信速度は下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsとなる。  トラフィック制御機能を搭載し、「WINシングル定額」に対応。EV-DO Rev.Aの対応エリア外では、CDMA 1X WINおよびCDMA 1X網で接続される。auのサービスエリア内であれば全国で利用できる。同梱のアダプタを使うとPCカードスロットでも利用できる。  対応OSは、Windows Vista/XP/2000/Pocket PC日本語版。価格はオープンとなる。12月下旬より発売される。

ソフトバンク、ミラーパネル採用の「MIRROR 821P」を30日発売

ソフトバンクモバイルは、本体表面に鏡面仕上げのミラーパネルを採用した折りたたみ型端末「MIRROR 821P」を11月30日に発売する。  「821P」は、鏡面仕上げのミラーパネルを採用したW-CDMA/GSM(900/1800/1900MHz)端末。パネルには多層膜蒸着処理がほどこされ、端末を観る角度によって色が微妙に変化する。ヒンジ部にはワンプッシュオープンボタンを搭載する。  メインディスプレイは2.8インチ、240×400ドット、最大26万色表示のTFT液晶、サブディスプレイは0.77インチ、96×25ドットの有機ELとなる。メインカメラ機能は、オートフォーカス付きの200万画素CMOSを装備する。本体メモリは約37MB。最大2GBのmicroSDカードに対応する。  Bluetoothや赤外線通信に対応。ソフトバンクのサービスでは、着うたフルやフルブラウザ「PCサイトブラウザ」、アレンジメールなどをサポートする。おサイフケーチアやHSDPAサービス「3Gハイスピード」、GPS機能、ワンセグなどには対応しない。  大きさは約50×104×15.9mm(折りたたみ時、突起部除く)で、重さは約113g。W-CDMA網での連続通話時間は約200分、連続待受時間(静止時)は約400時間となる。ボディカラーは、ミラー パープル、ミラー ブラック、ミラー シルバー、ミラー ブルー/グリーン、ミラー ピンク/ゴールドの5色展開。なお、ミラーブラックは見る角度を変えてもボディの色は変化しない。ミラー シルバーは側面のみ変化する。

au、最薄部14.2mmのWoooケータイ「W53H」を発売

KDDIと沖縄セルラーは、ワンセグ対応の日立製作所製CDMA 1X WIN端末「W53H」を発売する。地域によって発売日が異なっており、11月29日には北海道・中国・四国・沖縄で、11月30日には関西・九州で、12月1日には東北・北陸・関東・中部で店頭に並ぶ。  「W53H」は、最薄部14.2mmで回転2軸ヒンジを採用した端末。約2.8インチ、240×400ドット(WQVGA)の有機ELディスプレイや197万画素CMOSカメラを搭載する。日立製テレビの名を冠した“Woooケータイ”となっており、「Wooo」の技術を用いた画質処理エンジン「Picture Master for Mobile」を搭載するほか、外観デザインも「Wooo」と同じテーマの「Cutting Edge Design」とされている。  最大2GBまでのmicroSDカードに対応し、PCサイトビューアー、EZナビウォーク、おサイフケータイ(EZ!FeliCa)、赤外線通信機能などが利用できる。  大きさは約51×107×14.2(最厚部18.8)mmで、重さは約131g。連続待受時間は約360時間、連続通話時間は約250分。本体カラーはジャパンブラック、ノルディックホワイト、ユーロパープルの3色。

2007年11月28日水曜日

P905iの動画再生

掲示板の情報によると

61 名前:白ロムさん[sage] 投稿日:2007/11/28(水) 14:49:50 ID:8f7sEVgU0悲しいようなアタリマエのような…。852×480dot/1024Kbps/29.97fpsの自作動画は再生できなかったwまぁ、640×480dotで素直に作れということか?

120 名前:白ロムさん[sage] 投稿日:2007/11/28(水) 15:19:48 ID:8f7sEVgU0ぐはw 720×480dot/1024Kbps/29.97fpsも自作動画ダメだ。まぁ、640×480dotでも十分OKか。

157 名前:白ロムさん[sage] 投稿日:2007/11/28(水) 15:42:09 ID:8f7sEVgU0>>134PCで再生できるのは確認済み。ちなみに、同じ設定で640×480dotなら再生できマツ。まぁ、元々VGAまでしか保証してないんだし、イレギュラーな実験なわけで…でもやってみたかった。そんだけ。

だそうです
つまりVGA以上の再生には対応いていないようです。
ちょっと残念ですが携帯の性能では限界と言うことなのでしょう。
次回シリーズに期待しましょう。

2007年11月25日日曜日

ドコモ、「プレミアクラブ」で長期利用者の優遇施策を発表

NTTドコモは、ドコモの携帯電話ユーザー向けに提供しているポイントプログラム「ドコモプレミアクラブ」において、2008年4月1日より、5年以上の長期利用者を対象にポイント付与率を拡大すると発表した。

  「ドコモプレミアクラブ」ではこれまで、年間の利用額に応じて4段階の「ステージ」でポイント付与率を設定してきたが、2008年4月1日からは新たに「継続利用期間」がステージ決定の条件に加わる。これにより、年間利用額が少なくても、5年以上継続利用しているユーザーなら継続利用期間に応じてステージが決定される。

  5年以上ドコモの携帯電話を使用しているユーザーは、ステージが2ndステージにアップしポイントが拡充されるほか、8年以上で3rdステージに、10年以上でプレミアステージにそれぞれ変更される。
 
継続利用期間によるステージアップのイメージ。5年以上で年間利用額が上のステージとなった場合は、そちらが優先される

2007年11月24日土曜日

ドコモ、Windows Mobile搭載のFOMA端末2機種

NTTドコモは、Windows Mobile搭載の富士通製FOMA端末「F1100」とHTC製「HT1100」を発表した。2007年第4四半期に発売される予定。

  今回発売される「F1100」と「HT1100」は、Windows Mobile 6搭載のスマートフォン。無線LANや指紋認証機能などを備える「F1100」は法人ユーザー向け。タッチパネル対応で「YouTube Mobile」などストリーミング対応の「HT1100」は、アクティブなビジネス層向けとされている。

4G向け周波数、日本は3.4~3.6GHz帯利用へ

10月22日~11月16日にスイス・ジュネーブで開催された世界無線通信会議(WRC07)で、第4世代(4G)の携帯電話用周波数などの方針が定められた。

  現在運用中の第3世代(3G)の携帯電話では、国際的に2GHz帯や1.7GHz帯などが利用されることになっている。今回は、3Gと4Gを含めた移動通信システム用周波数が決められた。それによると、3.4~3.6GHz帯の200MHz幅、2.3~2.4GHz帯の100MHz幅、698~806MHzの108MHz幅、450~470MHz帯の20MHz、計428MHz幅が確保された。

  これらのうち、各国がそれぞれ利用したい帯域で通信システムを導入していくことになる。WRC07では、世界各国のうち100カ国以上が3.4GHz帯を移動通信システムに使用する方針を明らかにしたという。総務省では「2010年以降の実現が期待される4G用に3.4GHz帯が利用できるようになったことは、日本の4G実現に確固たる足場を築くもの」と説明。今後は、3.4~3.6GHz帯と698~806MHzを中心に利用する考え。ただし、698~806MHzでの利用は一部に留まるという。

  総務省によれば、ITUでの4G標準化活動が本格化する見込みであり、その4G標準化を行なう研究委員会(SG5)の議長にはNTTドコモの橋本 明氏が就任している。また今後は、メーカーの開発投資が促進され、光ファイバーと同等の高速通信が可能とされることから新規コンテンツ立ち上げにも期待感が表明されている。

au、スケジュール機能アプリに予定が消える不具合

KDDIおよび沖縄セルラーは、au one My Pageのスケジュール機能アプリ「au one カレンダー(旧Myスケジュール)」において、特定の条件でスケジュールが消えてしまう不具合があることを明らかにした。11月29日よりアプリのバージョンアップを開始する。

  「au one カレンダー」は、au端末にプリセットされたスケジュールアプリ。9月27日より、従来の「Myスケジュール」からアプリの名称が変更された。明らかにされた不具合は、2008年以降の日付に予定を登録して情報を更新すると、更新に失敗して2008年以降の日付に新規登録された予定がアプリから消去されてしまうというもの。

  バージョンアップの対象となる端末は、W52H/W52S/W52CA/W53CA/W52SA/W53SA/W53T/W54T/W52SH/W52Pで、バージョン番号が2.0.0~2.1.0の間のもの。アプリのバージョンは、右ソフトキーの「メニュー」→「詳細情報」から確認できる。

905iの価格

いろいろな噂が流れていますが、現時点だと12ヶ月以上の買い増し価格で頭金+50400円というのが多いみたいですね。この頭金は店頭によって0円~3000円ぐらいのところが多いみたいです。
量販店のポイントは一括で買った方が多くもらえるそうなので、量販店での購入を考えている方は、一括購入にした方がよいと思います。
入荷状況は関西の方が少ないみたいなのでまずは関東に在庫を回しそうな感じですね。
また何か情報があればお伝えします。

2007年11月22日木曜日

ウィルコム、“アドエス”カバーと「9」にスワロフスキーモデル



 

 

 

 

 

 

 

ウィルコムは、オンライン販売サイト「ウィルコムストア」で、Advanced/W-ZERO3[es](通称アドエス)用のデコレーションカバーと、9(nine)のデコレーションモデルを数量限定で発売する。価格はアドエス用カバーが42,000円、9(nine)が48,000円。注文の受付は20日21時より開始されており、受付期間は30日まで。在庫が無くなり次第、販売は終了される。  今回発売されるのは、Advanced/W-ZERO3[es]用の保護カバーにスワロフスキークリスタルでデコレーションを施した「キラキラバージョン Advanced/W-ZERO3[es] “デコ・カバー”」と、9(nine)の本体全面にスワロフスキークリスタルをデコレーションした「キラキラバージョン 9(nine) “フルデコレーション”」の2つ。 9(nine)はW-SIMが付属しないものが販売される。  アドエス用カバーは2種類、9(nine)は6種類が用意され、それぞれ5台の限定販売となっている。デコレーションは「LIGHTS STYLE」とのコラボレーションによるもので、注文後手作業にて装飾が施される。商品は12月20日前後に到着する予定。

2007年11月21日水曜日

au、「W55T」premium versionを30日にネット限定発売


KDDIおよび沖縄セルラーは、特別仕様の「W55T」premium versionを30日に発売すると発表した。Webサイト上のみで受け付け、先着で3,000台限定の販売。価格はフルサポートコースで31,500円、シンプルコースで52,500円。  「W55T」premium versionは、秋冬モデルとして発表された「W55T」の特別仕様。premium version専用カラーでは上面が鏡面仕上げとなり、本革製の専用ケースが付属する。また、購入時に名前やメッセージを刻印できるサービスが受けられる。  販売は携帯・パソコンからアクセスできる特設サイトで行なわれ、販売開始は30日11時から。発送は12月20日以降を予定する。決済方法はクレジットカードか代引きで、送料は無料。  本体の機能・スペックは通常版の「W55T」と同じだが、通常版のW55Tの発売日は決まっていない。なお、通常版のW55Tの価格は、フルサポートコースで1万円台半ばになる見込み。  メインディスプレイは約2.4インチ、240×320ドット、26万色表示の液晶で、電光掲示板のような7×7ドットのLEDも搭載する。カメラは196万画素のCMOSカメラ。  サービス・機能では、PCサイトビューアーやPCドキュメントビューアー、オープンアプリプレーヤー、EZナビウォーク(声de入力、3Dナビ)、安心ナビ、災害時ナビ、着うたフル、EZ・FMなどに対応する。ワンセグやおサイフケータイには対応しない。  大きさは約54×99×9.9(最厚部13.1)mmで、重さは約104g。連続待受時間は約270時間、連続通話時間は約220分。

ソフトバンクの705Pと705Px、メール関連の不具合

ソフトバンクモバイルは、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「705P」「705Px」の一部で、メール機能などの不具合があることを明らかにした。同社ではソフトウェア更新サービスの提供を開始している。  今回明らかにされた事象は全部で3種類。1つ目は、受信メールの差出人アドレスに「/(スラッシュ)」が含まれていると、メール一覧画面と本文表示画面に「/」以降の文字が表示されないというもの。  また電源を切った状態で充電し、再び電源ONにするとまれに「ネットワーク自動調整」が表示される。そして、受信メール内にURLとみられる文字列が記されていても、まれにURLの一部と認識されない場合があるという。  対象台数は、11月21日時点で両機種あわせて約52万台。既に改修済み端末が販売されており、対象となるのは、両機種の一部に限られる。手持ちの端末が対象かどうか判別するには、一度ソフトウェア更新の操作を行なう必要がある。なお、ソフトウェア更新には、1回あたり15分ほどかかる場合があり、更新中は他の機能が利用できない。更新にかかる通信料は無料。

auの「W53SA」、メールや防水機能などに不具合

KDDIおよび沖縄セルラーは、三洋電機製のCDMA 1X WIN端末「W53SA」に複数の不具合が見つかったとして、不具合を修正するソフトウェアの配布を開始した。対象端末のユーザーは、ネットワーク経由で更新できる「ケータイアップデート」を利用する。  今回の不具合は以下の3点となる。  1つ目は、添付ファイルつきのEメール送受信データをmicroSDカードに移動またはコピーした場合、メールが正常にコピーされないというもの。microSDカード側に添付ファイルと同名のデータがある場合に発生する可能性があり、メールの移動中に事象が発生すると、データが復旧できなくなる。  2つ目は、「W53SA」の防水性能に関するもの。同端末では、IPX5/IPX7クラスの防水機能が搭載されているが、海水に浸すなど、真水・常温の水道水以外の液体をかけたり浸したりすると、まれにヒンジ部分が発熱する可能性がある。ケータイアップデートを行なうことで、こうした発熱に至る症状が予防できるという。  最新版のソフトウェアには、携帯電話の発熱を検知する機能が追加され、発熱が見つかると端末の電源がOFFになる。再度電源を入れると故障が発生した旨がアナウンスされ、auショップで修理するよう求められる。  なお、発熱の事象は海水に浸したり、砂浜で落としたりすることで発生する場合があるが、KDDI側では防水機能の取扱対象外の利用として、製品自体には問題がないとしている。W53SAの取扱説明書には、真水・常温の水道水以外がかからないように使用するよう記載されている。  3つ目は、プッシュ配信型の情報配信サービス「EZニュースフラッシュ」の更新時(自動更新や再設定時)に電源がリセットする場合があるというもの。音楽機能「au Music Player」で音楽再生直後に電源キーを押した場合、その後のEZニュースフラッシュの更新時に発生する可能性がある。なお、事象が発生してもデータが壊れたり、消失したりすることはないが、ケータイアップデートを行なうまではEZニュースフラッシュは更新されない。  このほか、最新版ソフトウェアには細かい修正なども含まれる。現在、店頭で販売されている端末は、契約回線の開通時にケータイアップデートを行なう必要がある。  「ケータイアップデート」は、メニュー画面の「基本設定」→「ユーザー補助」から機能を呼び出せる。実行するとまずはアップデートが必要かどうか確認され、更新ファイルのダウンロードが行なわれる。更新作業にかかる時間は最大10分間で、その間は端末の操作や電話の発着信はできない。更新日時を指定できる予約機能も用意されており、更新にかかる通信料は無料となる。

au、「INFOBAR 2」「A5529T」を発売

KDDIと沖縄セルラーは、au design project第7弾モデルの「INFOBAR 2」を12月1日に、東芝製フレンドリーケータイ「A5529T」を11月22日に発売する。
■ INFOBAR 2




















INFOBAR 2

SILVER  「INFOBAR 2」は、ストレート型ボディを採用したau design project第7弾モデルのCDMA 1X WIN端末。型番はW55SA、製造は三洋電機となっており、初代「INFOBAR」と同じ深澤 直人氏が開発に携わっている。  約2.6インチ、WQVGA(240×400ドット)の有機ELディスプレイを搭載し、ワンセグ視聴機能も用意されている。au端末としては初めてのワンセグ用アンテナを内蔵する。背面にはオートフォーカス機能対応の197万画素CMOSカメラを装備し、パノラマ撮影機能やOCR機能、640×480ドットのVGAサイズの動画撮影機能が利用できる。外部メモリカードはmicroSDカード。  おサイフケータイ、PCサイトビューアー、音楽再生機能(LISMO/SD-Audio)、赤外線通信、オープンアプリプレーヤー、au oneメール、ビデオクリップ、EZナビウォーク、災害時ナビ、安心ナビ、EZニュースフラッシュなどが利用できる。  大きさは約47×138×15.5mm、重さは約104g。連続待受時間は約350時間、連続通話時間は約290分。ボディカラーは、SILVER、MIDORI、NISHIKIGOI、WARM GRAYの4種類。  12月1日に全国で発売される。



■ A5529T




















A5529T(ブリーズゴールド)  東芝製の「A5529T」は、使いやすさを追及した折りたたみ型CDMA 1X端末。約2.6インチの大画面液晶(QVGA)サイズのディスプレイ、文字などを大きく表示する「でか文字」「でかピクト」、押しやすい「ドーム型キー」、騒がしい場所でも聞き取りやすい「でか着信音」、相手の声が聞き取りやすい「でか受話音量」と6種類の特徴は、「6つのでか機能」とされている。  機能を一部制限してシンプルな操作を可能にする「かんたんモード」、通話可能時間やメール送信件数を制限して使いすぎを防ぐ「制限モード」なども搭載する。130万画素カメラ搭載で、最大2GBまでのmicroSDカードが利用できる。EZナビウォーク、安心ナビ、災害時ナビ、赤外線通信、ボイスレコーダー、電子辞書「辞スパ」などを搭載している。なお、ワンセグやおサイフケータイ機能は非対応となる。  大きさは50×100×18.4mm、重さは109g。連続待受時間は約310時間、連続通話時間は約190分。ボディカラーは、ブリーズゴールド、カームピンク、ゲイルブラックの3色。  沖縄のみ先行して11月22日に発売されるが、その他の地域は11月23日に発売される。


2007年11月19日月曜日

ブログエントリの日付2007/11/19 0:51

http://homepage3.nifty.com/pcideas/

スライド型ワンセグのフルスペック端末「920T」

920Tは、東芝製でワンセグ視聴機能を備えたスライド型3G端末。3月に発売された「911T」の後継的モデルとなる。

  画質面では東芝製テレビ「REGZA」の技術が活かされており、ワンセグ関連では、予約録画機能などを新たにサポートした。輪郭強調補正やバックライトの明るさによって色味を調整する機能など、REGZAの技術を生かした画質補正機能を搭載する。ディスプレイは3インチのワイドVGA(480×800ドット)液晶で、表面のガラスに液晶を貼り付けることで内部反射を防ぎ、明るいところでも見やすいとされる「クリアスクリーン液晶」を採用している。

  新たに録画予約機能や視聴予約機能がサポートされた。microSDカードにも録画できるが、1GBの内蔵メモリを搭載するため、最大で5時間20分の録画が可能となっている。

  BluetoothのAVプロファイルに対応し、著作権保護のSCMS対応ヘッドセットであればワンセグの音声を聴くことも可能。本体のスピーカーは背面の上側と下側についていて、スライドクローズ時、横フル画面でワンセグを視聴する際にステレオ効果を高めるようにデザインされている。

  別売りの出力ケーブルを使用することで、ワンセグの映像や撮影した動画を、テレビに映すことが可能。動画はVGA(640×480)解像度で撮影できる。

  911Tに比べると電池容量の強化されていて、800mAhだったものが930mAhとなった。画面サイズも大きくなっているが、本体サイズはほぼ同等で、重量は軽くなっている。

従来機種ではカーソルキー周辺にあった文字切り替えキーがテンキーの下にきている
  キー配置は独自のものとなり、「発信・切断キーがカーソル左右の中央列にある」「クリアキーがカーソル左下にある」「従来カーソル左下にあった文字種キーがテンキー下になった」など、従来機種とかなり異なるデザインとなった。この変更の理由についてソフトバンクでは、「911Tのとき、本体下端にあったクリアボタンがカバンの中で勝手に押されやすかったため」と説明している。

  オートフォーカス・手ぶれ補正対応の324万画素カメラを搭載する。microSDカード対応で、今回発表された新機種群の中では、唯一GPS機能をサポートする。ナビゲーションアプリとしてはNAVITIMEを搭載している。

  音楽再生機能(WMA非対応)や3Gハイスピード、Yahoo!mocoa、S!キャスト、フィーリングメール、S!ともだち状況、着うたフル/着うた、S!タウン、顔認証、Bluetooth、デルモジ表示、PCサイトブラウザ、S!速報ニュース、アレンジメール/マイ絵文字、S!FeliCa(おサイフケータイ)、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップ、コンテンツおすすめメールに対応する。

  大きさは51×113×18.6mm、重さは141g。連続通話時間は約170分、連続待受時間は約380時間。ワンセグの連続視聴時間は約4時間(数値はいずれも暫定)。ボディカラーは、ホワイト、シャンパンゴールド、ブラウン、ピンクの4色展開。発売時期は12月中旬以降となる予定。
シャンパンゴールド ピンク

ブラウン

右側面。テレビキーや端子がある。 裏面の電池蓋上下にスピーカーがあり、ワンセグを横全画面で視聴する際にステレオ効果を高めている

上端にワンセグ用のアンテナがある 4種のカラーバリエーション

スライドクローズ状態ではワンセグは全画面で視聴できる 別売りケーブルによりテレビにワンセグを出力しているデモ

メインメニューはオーソドックスなデザイン 各種機能利用時、画面上にカレンダーを表示させることもできる

マルチタスク的に呼び出せるショートカットメニュー GPSを使ったアプリとしてNAVITIMEがプリインストールされる

ワンセグ起動時に画面に「REGZA」のロゴが表示される ワンセグの録画予約画面。番組表から設定できる

スライドクローズ時専用のランチャーメニュー。通常のメニューも利用できる


■ URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20071022_8j-2.pdf

スライド型で500万画素カメラ搭載の「920SC」




902SC(ブラック×レッド)  サムスン製の「PHOTOS Softbank 920SC」は、スライド機構を採用し、500万画素カメラを搭載したハイエンド3G端末。「PHOTOS」冠する名前の通り、カメラ機能が重視されている。  500万画素カメラは光学3倍ズームに対応し、オートフォーカスやメカニカルシャッター、ソフトウェア手ぶれ補正機能、キセノン管を使ったフラッシュを搭載するなど、本格的なカメラ機能を搭載している。カメラはISO感度指定もできるなど、マニュアル撮影機能も多めになっている。  日本のケータイとしては初めて、顔認識機能が搭載されている。写真撮影時には被写体の人間の顔を認識し、そこにオートフォーカスの焦点をあわせられる。さらに撮影済みの画像から顔部分を指定し、電話帳などに登録しておくことで、あとで同じ人物の顔を撮影した際には、その顔を自動認識し、名前を画像ファイル内のタグに自動で書き込む機能がある。また、撮影済みの写真から、登録された顔の電話帳登録を検索し、電話を発信することもできる。撮影画像をフォルダに自動分類する機能も用意されている。


顔認識機能では、撮影後に画面内の顔を自動的に認識し、それぞれの顔が誰であるかを表示する。この写真では認識に失敗して「不明」となってしまった
カメラの画面。各種設定は画面上のアイコンを操作して行なう。デジタルカメラに近い操作感  メニュー回りは従来のサムスン製端末より、さらに日本ケータイ特有の操作感に近づけているという。S!おなじみ操作やS!速報ニュースといった、ソフトバンク独自のサービスにも広く対応している。  新機能としては、端末内のファイルを検索する「マルチ検索」機能が搭載されている。マルチ検索機能は、パソコンにおけるデスクトップ検索のような機能で、端末内に保存されているファイルやメールの検索を、単語を入力することで行なえるという。  2.4インチ、QVGAサイズの有機ELディスプレイを搭載しており、過去の製品よりも明るさが増しているという。外部メモリカードとしてmicroSDカードが利用できる。  3Gハイスピード、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、フィーリングメール、S!ともだち状況、着うたフル/着うた、S!タウン、国際ローミング、Bluetooth、デルモジ表示、PCサイトブラウザ、S!速報ニュース、アレンジメール/マイ絵文字、ちかチャット/ちかゲーム、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップ、コンテンツおすすめメールに対応する。GPSやおサイフケータイ、ワンセグは利用できない。  大きさは52×101.5×18.9mm、重さは129g。W-CDMA網使用時の連続通話時間は約200分、連続待受時間は約340時間。ボディカラーは、ブラック×レッド、ブラック×ブラック、ホワイト×ターコイズ、ホワイト×ホワイト。発売時期は12月下旬以降となる予定。


ホワイト×ホワイト
ホワイト×ターコイズ

ブラック×ブラック


ブラック×レッドとホワイト×ターコイズは、側面から見ると色がツートンになっている
キー面。配置は日本で一般的なもの


カメラは裏面に搭載する。光学ズーム付きだが、本体およびカメラ部に特別な厚みがあるわけではない
左側面にイヤホンマイク端子がある

カメラ部。キセノンフラッシュはカメラの上に搭載されている


メインメニューはオーソドックスなデザイン
メニューは全体的に日本のデファクト操作に近づけているという


マルチタスク的に呼び出せるショートカット「スイッチバー」に「マルチ検索」がある
検索画面。複数の対象を検索できる


最近使った検索語なども使える。撮影した機種は開発機のため、英語がまだ残っていた
日本語入力画面 ■ URL  ニュースリリース(PDF形式)  http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20071022_8j-2.pdf

2007年11月18日日曜日

最薄部14.7mmのAQUOSケータイ「920SH」


 

 

 

 

 

 

 

 

 

920SHは、ワンセグ視聴機能を備え、サイクロイド機構を採用したシャープ製3G端末。いわゆる“AQUOSケータイ”で、3.2インチ、480×854ドットのフルワイドVGA液晶ディスプレイを搭載する。発売は11月中旬以降。
■ 充実したワンセグ視聴環境

メタルゴールド  液晶ディスプレイは、3.2インチ、480×854ドット、最大26万色表示のNewモバイルASV液晶を搭載。AQUOSケータイの代名詞とも言えるサイクロイド機構を採用し、横画面を利用してワンセグが楽しめる。  画面比率が16:9となり、色再現範囲の比率(NTSC比、U'V'系)は120%となっている。コントラスト調整対応で、コントラスト比は最大2000:1(ワンセグ視聴時)となる。液晶パネルと強化ガラス面を密着させることで、太陽光下での視認性を向上させている。  また、従来よりもテレビに近い利用方法が可能で、詳細な映像設定の調節が可能。サウンドと映像は、データ放送で配信されている映像ジャンルに従って最適な画質が得られるようになる。例えば、映画であれば画面は若干暗く、ニュースであれば明るくといったような切り替えが自動/手動で行なえる。  ワンセグはmicroSDカードへの録画に対応し、録画予約やタイムシフト再生、早聴き、早戻し、マーカー機能など充実した映像環境が用意される。従来と同様、録画データの編集機能も用意され、パソコン向けソフトウェア「SD-Mobile Impact」で、録画番組をパソコンにバックアップや、CM飛ばし再生が行なえる。  さらに、新機能として、「ワンタッチズーム」機能が用意される。画面上が9分割され、端末の1~9ボタンのいずれかを長押しすると、対応した画面の一部をクローズアップ表示できる。例えば、テレビ番組の中で表示された文字などを読みたい場合に利用できる。  なお、ワンセグの解像度は180×320ドットとなるため、3.2インチ、480×854ドットの今回のディスプレイでは、単純に表示面積が4倍となる。920SHでは、画面を拡大表示しても画面が荒く見えないよう(高画質モード時)、映像エンジンを搭載している。このほか、「912SH」と同様、ワンセグ中にメールやインターネットを利用できる3ペイン表示が可能。横画面で利用する際に、画面左上にワンセグ、左下にデータ放送、右側にメールやインターネット表示が行なえる。  サブディスプレイは、0.5インチ、60×32ドット、白2行表示の有機ELディスプレイを装備する。


ワンセグ機能。会場の電波状況の関係で、微弱電波で試験放送を流していた
「ワンタッチズーム」機能。数字キー「5」を長押しで画面中央をクローズアップ


ワンセグメニュー
映像設定画面


配信される番組ジャンル情報と連動して映像を自動調整
3ペイン表示


ディスプレイを回転させた際に起動する機能を設定できるようになった
回転させてインターネット機能


回転させてAV機能
回転させてテレビ機能
■ その他の機能 カメラ機能は、オートフォーカス対応の320万画素CMOSカメラを搭載する。名刺読み取り機能や、パノラマ撮影/スキャナー撮影が利用できる。  音楽機能として、新サービスの「S!ミュージックコネクト」に対応し、WMA(Windows Media Audio)形式をサポートする。Bluetooth(A2DP/ACVCP)に対応し、対応するBluetoothヘッドセットを利用して、音楽を楽しんだり、ワンセグを音声出力したりできる。携帯電話のメールが読めるBluetooth腕時計「i:VIRT(アイバート) M」にも対応する。音楽再生は、ヤマハの高音質化技術「Sound Tuning System」が採用されている。このほか、LCフォントやシンプルモード、でか文字設定に対応する。  さらに、「920SH」はAQUOSケータイ初の国際ローミング(GSM)端末となり、HSDPA方式である「3Gハイスピード(下り最大3.6Mbps)」にも対応する。文字の予測変換には「ケータイShoin5」を採用する。、高速赤外線通信技術「IrSimple」に対応。GPSは非対応となる。  テレビ電話、おサイフケータイ(S!FeliCa)、PCサイトブラウザ、ドキュメントビューア、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、S!キャスト、フィーリングメール、S!ともだち状況、カスタムスクリーン、着うたフル/着うた、S!タウン、デルモジ表示、S!速報ニュース、アレンジメール/マイ絵文字、ちかチャット/ちかゲーム、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップ、コンテンツおすすめメールに対応する。  大きさは約50×110.6×18mm(最薄部14.7mm)、重さは約123g。今回、ハイエンド端末でありながら、薄さにもこだわったサイズとなっている。連続待受時間(W-CDMA方式)は約330時間、連続通話時間(W-CDMA方式)は約240分。  端末背面部にはアルミ素材を採用し、ボディカラーは、メタルゴールド、メタルブラック、ライトブルー、ピンク、シルバーの5色展開となる。メタルゴールドとメタルブラックは細かいドットが打たれた加工、ライトブルー、ピンク、シルバーはヘアライン加工となっている。

913SH G TYPE-CHAR(タイプ シャア)


913SH G TYPE-CHAR(タイプ シャア)は、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するキャラクター「シャア」を題材にした、シャープ製のスライド型3G端末。  機能的には、夏モデル「913SH」と同等だが、デザイン面やプリインストールのコンテンツでは、サンライズや創通が監修し、バンダイの完全協力を得たデザインとなっている。「機動戦士ガンダム」に登場する主人公のライバルキャラクター「シャア・アズナブル」をモチーフとし、“シャア専用ケータイ”と呼ばれている。なお、シャア専用を謳ってはいるが、ソフトバンクではシャア・アズナブル以外の人も購入・使用が可能としている。  メインディスプレイ横に「PRINCIPALITY OF ZEON」(ジオン公国)などと刻印されている、バッテリーカバーや操作部の静電パッドにジオン公国のマークが、ディスプレイ左上には「A」をモチーフにしたシャアのマークが描かれているなど、細部までこだわったデザインとなっている。「機動戦士ガンダム」のジオン軍における士官向けの官給品、とされており、背面にはザクのメーカーでもあるジオニック社のロゴなども描かれている。  ボディカラーは、シャアのシンボルカラーである「C.A.Red」を採用している。メインメニューや待受画像、絵文字はシャアやジオン関連のオリジナルコンテンツとなっている。また、シャアが発した有名なセリフ、効果音なども用意されている。  内蔵コンテンツとデザインが異なる以外には、通常仕様の913SHと機能面での違いはない。おサイフケータイやワンセグ、Bluetooth、各種ソフトバンクのサービスに対応している。


同梱の“シャアザク”頭部型充電台
913SH Gの画面がモノアイに


頭部を開いてケータイを取り出す。内部も作り込まれている
もちろん背面のディティールも作り込まれている  パッケージには、「機動戦士ガンダム」の劇中でシャア・アズナブルが登場したモビルスーツ(人型ロボット)「MS-06S シャア専用ザクII」の頭部をかたどった充電台「シャア専用ザクヘッド充電台」が同梱される。サイズは1/12サイズで、子どもの頭部ほどの大きさがある。  同充電台は、「機動戦士ガンダム」のプラモデル、いわゆる「ガンプラ」と同じバンダイのホビー事業部が制作している。この充電台もプラモデルとなっていて、販売時はパーツ状態で、ユーザー自身が組み立てて楽しめるようになっている。スナップフィット方式のプラモデルで、組み立てに接着剤や工具は不要だという。  充電は、充電台を開け、内蔵する本当の充電台にケータイ本体を置くことで行なう。ケータイ側は充電時、待受画面としてザクの目である「モノアイ」が表示されるようになっていて、充電台を閉じればモノアイが左右にアニメーションする様子が見られるようになっている。  内蔵する充電台は通常仕様の913SHと同じで、この充電台だけを取り出し、卓上などで充電しながらワンセグを視聴するといった普通の利用方法も可能となっている。  パッケージ全体の外装箱も、通常の外装箱6つ分の大きさになり、ザク頭部のイラストが描かれたデザインになる。その中にさらに通常デザインに近いパッケージが入っているが、ソフトバンクカラーの中にジオン公国のエンブレムが描かれるなど、通常とは異なる仕様となっている。  販売は通常のケータイと同じく、ケータイの販路を通じ、ケータイ売り場で行なわれる。ただし店頭スペースの関係で、充電台の展示が行なわれるかは店舗によるという。店頭での販売のほかにも、他機種同様、ソフトバンクのオンラインストアでも購入できる。限定生産とはアナウンスされていないが、生産数などは決まっていないとのこと。  大きさは約50×108×17mm、重さは約125g。連続通話時間は約280分、連続待受時間は約350時間、ワンセグの連続視聴時間は約6時間。ボディカラーは「C.A.Red」のみ。発売は12月上旬以降となる見込み。

ソフトバンク、920SHと820Pを17日発売

ソフトバンクモバイルは、シャープ製の「920SH」、パナソニック製の「820P」を17日に発売する。
■ “AQUOSケータイ” 920SH

920SH  「920SH」は、“AQUOSケータイ”として展開されているワンセグ対応端末の最新モデル。3.2インチ、480×854ドットのフルワイドVGA液晶ディスプレイにサイクロイド機構が採用され、液晶パネルにはNewモバイルASV液晶が搭載される。  最薄部14.7mmとスリムなボディが実現されており、新たにGSMの国際ローミングもサポートされる。新サービスの「S!ミュージックコネクト」に対応し、Bluetoothで無線のヘッドホンなどが利用可能。携帯電話のメールが読めるBluetooth対応腕時計「i:VIRT(アイバート) M」にも対応する。カメラ機能は、オートフォーカス対応の320万画素CMOSカメラ。  主な機能・サービスでは、テレビ電話、おサイフケータイ(S!FeliCa)、PCサイトブラウザ、ドキュメントビューア、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、S!キャスト、フィーリングメール、S!ともだち状況、カスタムスクリーン、着うたフル/着うた、S!タウン、デルモジ表示、S!速報ニュース、アレンジメール/マイ絵文字、ちかチャット/ちかゲーム、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップ、コンテンツおすすめメールに対応する。  なお、「920SH」にはおサイフケータイのアプリとして、「nanacoモバイルアプリ」がプリインストールされる。同アプリは、今後発売される「920T」「820SH」「821SH」にもプリインストールされる予定。  大きさは約50×110.6×18mm(最薄部14.7mm)、重さは約123g。連続待受時間(W-CDMA方式)は約330時間、連続通話時間(W-CDMA方式)は約240分。本体カラーはメタルゴールド、メタルブラック、ライトブルー、ピンク、シルバーの5色。


メタルゴールド
メタルブラック


ライトブルー
ピンク

シルバー
■ 820P

820P ブラック  「820P」は、押しやすさにこだわったボタンなど、使いやすさが追求されたパナソニック製の3G端末。同社製端末でおなじみのワンプッシュオープンボタンを装備するほか、メールやWebサイトの文字を簡単に大きくできる「シンプルモードボタン」を搭載する。  メインディスプレイは2.8インチ、240×400ドットのワイドQVGA液晶で、最大26万色表示に対応。サブディスプレイは0.77インチの有機EL。カメラはオートフォーカス対応の200万画素CMOSカメラを装備する。  主なサービスとして、音楽再生機能(WMA非対応)、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、フィーリングメール、着うたフル/着うた、S!タウン、国際ローミング、デルモジ表示、PCサイトブラウザ、アレンジメール/マイ絵文字、S!電話帳バックアップ、コンテンツおすすめメール、Bluetooth、赤外線通信に対応する。おサイフケータイ(S!FeliCa)、顔認証機能、S!GPSナビ、HSDPA(3Gハイスピード)は非対応となっている。  大きさは約50×104×15.2mm(最薄部14.7mm)、重さは約108g。連続待受時間(W-CDMA方式)は約400時間、連続通話時間(W-CDMA方式)は約200分。本体カラーはブラック、ホワイト、シルバー、レッド、ピンク、ターコイズの6色。

どこが変わった? 「Windows Mobile 6」 Windows Mobile 5.0と徹底比較

ウィルコムのAdvanced W-ZERO3[es]やイー・モバイルのEM・ONEαなど、Windows Mobile 6を搭載するマシンがいくつも登場している。ここでは、Windows Mobile 6と従来のWindows Mobile 5.0の違いについてご紹介しよう。
■ Windows Mobile 6の位置付けとエディション Windows Mobileは、Windows CEをベースにしたスマートフォンやPDA用のオペレーティングシステム製品の名称である。これまでのものは、Windows Mobile 5.0 Software(以下WM5)という名称で、スマートフォン用やPDA用など、3つのエディションがあった。その、後継OSとして開発されたのがWindows Mobile 6である(以下WM6)。今回は、数字が6.0ではなくて6となっている点に注意されたい。  このWM6には、3つのエディションがあり、従来のWM5各エディションとの対応は、以下のようになる。これまではスマートフォン用とPDA用の2本立てという感じだったものが、WM6では、名称的にはスマートフォン用がメインという形になった感じだ。
Windows Mobile 5.0
Windows Mobile 6
用途
PocketPC Edition
Classic Edition
PDA(電話機能なし)
PocketPCPremium Phone Edition
Professional Edition
スマートフォン
Smartphone Edition
Standard Edition
スマートフォン(タッチパネルなし)【表1:WM5とWM6の各エディションの関係】
 スマートフォン向けとPDA向けの違いは、電話関連機能が提供されるかどうかである。また、電話機能のあるStandardとProfessionalの違いは、タッチパネルの有無だ。
 WM5やWM6のアダプテーションキット(ハードウェアメーカーに提供される移植用のキット)には、電話機能を実現しているモジュール用のHAL(Hardware Abstruction Layer)が含まれており、さまざまなメーカーの携帯電話通信モジュールやベースバンド回路の機能をWindows Mobile側に提供する。  しかし、このHALは、GSMなどのシステムにしか適合せず、とくに、日本独自の通信モジュールを組み合わせることができないという問題がある。このため、ウィルコムのWM5搭載端末などは電話機能を持っているものの、スマートフォン版ではなく、Classic Edition(WM6)やPocketPC Edition(WM5)を使って作られている。  これは、Windows Mobile側の制限によるためで、このためにW-ZERO3などの電話機能や通話アプリケーションは独自のものとなっている。幸いなことに、W-CDMAはGSMと共通する部分があるために、Windows MobileはW-CDMAには対応が可能だ。  なお、WM6は、番号こそ6だが、カーネル部分は、WM5と同じWindows CE 5.xを採用している。Windows CEでは、新しいカーネルを採用したWindows CE 6.0がすで出荷されているが、WM6は、これを採用しておらず、カーネル機能はWM5と同じままだ。  CE 6.0の新カーネルでは、I/O処理が効率化されていたり、メモリ管理が改良されたなどのメリットがある。残念ながら、WM6は、このCE 6.0カーネルを採用しておらず、バージョン番号的には、CE 5.2となっている(WM5はCE 5.1である)。
■ 付属アプリケーションの強化点 WM6では、カーネルのバージョンが違っているほか、付属アプリケーションも強化が行なわれている。一部の機能は、Exchange Serverとの組み合わせで有効になるため、一般ユーザーが使うことはできないが、HTMLメールへの対応など、便利になっている点がある。
●Outlook Mobile:HTMLメールへの対応など  付属の予定表やメール機能は、Officeに含まれているOutlookのモバイル版という形になっており、「Outlook Mobile」と呼ばれる。このうち、メール機能については、以下のような点が強化されている。 ・HTMLメールへの対応 ・メール作成時の英文スペルチェック機能 ・Infomation Right Management(IRM)への対応  これまでのOutlook MobileではHTMLメールには対応していなかった。デスクトップ版のOutlookやOutlook ExpressがHTMLメールをデフォルトにしていたこともあって、HTMLメールをそのまま送るユーザーも少なくないが、それをWindows Mobileでは読めなかったのである。最近では、ニュースレターなどHTML形式で送られてくるメールも少なくない。

改良された予定表の週間表示。選択された予定の内容は、常に下の部分に表示される  ようやくという感じもするが、HTMLメールに対応したことで読みにくかったメールも少なくなる。ただ、このHTMLメール対応だが、デスクトップ版のOutlook Expressなどと完全に同一とはならない場合がある。表示機能は、付属のInternet Explorer Mobileの機能を使い、IE Mobileがデスクトップ用のIEとは完全に同一でないために生じる違いが出てくる。また、実際に動かしてみたところ、デスクトップ上のOutlook Expressなどでは問題がない場合でも、Outlook Mobileでは、表示が正しくできない場合があった。  Infomation Right Management(IRM)は、Office 2007から対応が始まったドキュメントなどのセキュリティ管理機能である。Outlook Mobileのメール機能は、このIRMに対応し、メールの転送などを禁止することができる。ただし、そのためにはExchange Server(2003 SP2以降)、Windows Server 2003やWindows Rights Management Servicesなどが必要になる。  このほか、予定表などが若干改良されている。たとえば、「週間」表示では、これまで、予定のグラフ部分をタッチしたときにタイトルバー下に表示していたが、WM6では、ウィンドウ下部に予定名称などを表示する領域ができ、タイトルバーの下は、日付などを表示し続けるようになった。これにより、若干ではあるが、予定がわかりやすくなった。
●Office Mobile:docx形式などに新たに対応  WM6に搭載されているOffice Mobileには、以下3つのソフトウェアが含まれている。 ・Word Mobile ・Excel Mobile ・PowerPoint Mobile  これらの機能を使うと、メールに添付されたOffice文書などを閲覧、編集することが可能になる。Office 2007の新ファイル形式や、前述のIRMへの対応などが主な改良点として挙げられる。  Word Mobileは、その名の通りWordのモバイル版で、カラム表示などは行なえないが、書式付きのドキュメントの表示、編集が可能となっている。  今回新たに、Office 2007の新しいファイル形式である、docx形式に対応した。実際に試したところ、デスクトップ側でルビをつけたような場合に、Word Mobileでは表示ができないが、Word Mobile側で編集を行なっても、表示できていない部分が失われることはないようだ。  ただし、Word Mobileでは、docx形式で読み込んだものをdoc形式でセーブすることはできないようなので、ファイル形式の扱いには注意したほうがいいだろう。  Excel Mobileも同様に、xlsx形式に対応しているが、バイナリ形式であるxlsb形式には対応していない。  PowerPoint Mobileは、スライドショーによる表示のみ対応で、編集機能は持たない。CRT出力が可能なWM6マシンでは、これだけでプレゼンテーションが可能となる。
●IE MobileとWindows Live:JavaScript機能強化など  IE Mobileは、JavaScript機能の強化や高速化、IFrameタグの対応、そして高解像度表示機能などに対応した。これまでのIE Mobileと比べるとAjaxのサイトなどを閲覧できる可能性は高くなったが、あまり複雑なAjaxコードなどには対応できないこともある。  たとえば、Google MAPやCalendarなどは、表示が不完全になることがある(モバイル版の表示は可能)。このためか、Operaなどを別途付属させている場合も少なくない。このあたりは、もう少しがんばって欲しかったところだ。  WM5では、ハードウェアとしては、QVGA(320×240ドット)を越える解像度が利用可能だったが、付属アプリケーションの大半は、互換性のため、VGA(640×480ドット)が表示可能なディスプレイであっても、QVGAで表示していた。具体的にはIE MobileもQVGA表示になっており、せっかくの高解像度ハードウェアが利用できない状態だった。  WM6では、IE Mobileが高解像度ディスプレイに対応したため、高解像度を生かした表示が可能になった。800×480ドットなどのWVGAを採用するハードウェアもあり、これまでよりWebページが見やすくなっている。  たとえば、VGA表示・WM5搭載のW-ZERO3[es]と、WVGA表示・WM6搭載のAdvanced W-ZERO3[es]でiGoogleのページを表示させてみると、WM5では、文字が化けるなど表示が完全におかしくなっている。一方、WM6では一部おかしいところがあるものの、ガジェットがちゃんと表示されている(なお、比較のため、高解像度表示はオフにしてある)。

WM5とWM6によるiGoogleの表示の違い。左はVGA表示・WM5搭載のW-ZERO3[es] 、右はWVGA表示・WM6搭載のAdvanced W-ZERO3[es]  また、日本語版のWM6ではようやくMessengerが標準装備となった。Windows Mobileでは、以前よりMessengerがサポートされていたのだが、日本語版には、搭載されていなかった。しかし、WM6ではWindows Liveが標準搭載となり、Live Messengerが利用できるようになった。  このLive機能は、アカウント管理などを行なうWindows Liveプログラムと、Messengerプログラムから構成されており、Today画面にアイテムとして「Windows Liveサービス」アイテムを配置できる。Windows Liveプログラムでアカウントを登録すると、自動的にOutlook MobileにHotmailのアカウントが登録される(ただしHotmailアカウントをLiveアカウントとしている場合)。


高解像度表示機能のオンオフによる表示の違い。どちらも画面サイズに合わせる機能を使った場合で、高解像度機能をオフにした状態はWM5での表示とほぼ同等になる ●その他の強化点:ZIP形式への標準対応  その他の強化点としては、ZIPなどのファイル形式への対応が挙げられる。  かつてWindows Mobileは非力で、インターネットから直接ファイルをダウンロードしてインストールするといった作業は難しかった。しかし、最近では無線LANや高速な通信機能も利用可能となり、外出先でも必要なファイルをダウンロードしてインストールすることも不可能ではなくなった。  ところが、残念なことにWM5までは、ZIPファイルなどを解凍するのに専用ツールが必要だった。WM6は、ZIPファイル形式に標準対応しているため、解凍ツールなどを導入することなしに、ZIP圧縮されたファイルを扱うことが可能となった。  このほか、Windows XP等が持つ、FAX機能で利用するマルチページのTIFFファイルへも対応し、FAXを直接表示することが可能になっている。


ZIPファイルを開き、中身を取り出すことが可能になった
Windows XPなどが持つFAX機能で扱うマルチページTIFFファイルの表示が可能になった  セキュリティ系では、メモリカードの暗号化機能が追加されている。本体にはパスワードを付けてアクセスできないようにする機能があり、内蔵フラッシュメモリを保護することができるのだが、取り外し可能なメモリカードは、本体のパスワードでは保護できない。このため、WM6では、メモリカードを暗号化し、他のマシンでは読めないように設定することができる。  日本語版のWM6では、ようやくRemote Desktopに対応した(Professional/Classicのみ)。これも英語版などでは以前からサポートされていた機能だが、日本でのWindows Mobileのビジネスが大きくなかったために、日本語化作業が複雑になるRemote Desktopは、搭載が見送られていた。  ウィルコムのW-ZERO3発売以降、日本でもWindows Mobile搭載マシンが増えてきたため、このWM6からは、ほぼすべて機能が移植されるようになった。  なお、WM6には、インターネットシェアリングの機能がある。これはBluetoothなどを使って、Windows Mobile機のインターネット接続をほかのマシンから利用するためのものだ。ただし、筆者の手元にあるAdvanced W-ZERO3[es]、EM・ONEαのどちらもこの機能を装備していない。このあたりは、OEMメーカーの判断によるものだ。Windows Mobileをどのような形で提供するのかはOEMメーカーの判断であり、ソフトウェアを独自に追加するところもあれば、提供されているコンポーネントを省略することもある。  また、ユーザーが直接使うことはないが、ソフトウェア開発者から見た違いとして、.NET Compact Frameworkと、SQL Server Compact Editionが標準で搭載された。従来は別途ユーザーがインストールする必要があったのだが、標準搭載されたことにより、これらの機能を必要とするアプリケーションが簡単に利用できるようになった。
■ いま購入するならWM6搭載機種を。急がないならCE 6.0カーネル待ちか カーネルが変更されていないので、今回の変更はおもに搭載アプリケーションの変更が中心となった。大部分は変更されていないものの、HTMLメールへの対応やIEの高速化など、メリットのある部分もある。市場には、まだWM5の機器もあるようだが、これから購入するなら、WM6が搭載された機種を選択すべきだろう。  ただ、現在WM5を使っていて、ハードウェアなどに大きな不満がなければ、わざわざ買い換える必要性があるとはいえない感じだ。たとえば、GoogleのサービスなどもPC版での表示は正しく行なえないが、モバイル版のサービスであれば、旧来のWM5マシンでも十分可能だ。  Google Mapなどは、Windows Mobile専用のクライアントプログラムがあり、これを使うことで大きな地図を表示できる。また、HTMLメールも、Gmail経由で見るといった方法がある。こうした状況を考えると、必ずしもWM6がないとダメということはないと思われる。  おそらく、2008年以降のWindows Mobileのバージョンアップでは、Windows CE 6.0カーネルを採用することになる。安い買い物ではないし、個人的には、待てるのなら、そのタイミングまで待つのもいいのではないかと思う。

au、薄さ15.4mmのワンセグケータイ「W53K」17日より発売


KDDIは、最薄部15.4mmでワンセグに対応した京セラ製の回転2軸ヒンジ採用のCDMA 1X WIN端末「W53K」を17日に発売する。発売日は地域によって異なる。17日には中国・四国・沖縄で、20日には北海道で、22日には関東・九州で、23日には東北・北陸・中部・関西で発売される。  「W53K」は、約49×106×15.4(最厚部18.9)mm、重さは約130gというボディサイズでワンセグ視聴機能をサポートした京セラ製端末。約2.7インチ、240×400ドットのWQVGA液晶ディスプレイで、画面を回転させて閉じると、ワンセグを起動するよう設定できる。番組予約録画機能や外部メモリへの録画機能が搭載されており、最長で約4時間連続視聴できる。  背面のハーフミラーには情報が浮かび上がるインフォメーションエリアが、ヒンジ部付近にはインフォメーションキーが配されている。テンキー部分は、フレームレスキーが採用されている。オートフォーカス対応の197万画素CMOSカメラを搭載し、外部メモリは最大2GBまでのmicroSDカードをサポートする。また、PCサイトビューアー、EZナビウォーク、着うたフル、赤外線通信などに対応する。おサイフケータイ(EZ!FeliCa)非対応で、秋冬モデル発表会で紹介されたau oneガジェット、LISMOの機能拡張はサポートしていない。  連続待受時間は約300時間、連続通話時間は約250分。本体カラーはパッショネイトレッド、ルミナスシルバー、シャンパンピンクの3色。

2007年11月16日金曜日

905iシリーズを26日より順次発売

NTTドコモは、秋冬モデルとなる905iシリーズ「D905i」「F905i」「N905i」「N905iμ」「P905i」「SH905i」「SO905i」を11月26日より順次発売する。各端末の発売日は、「D905i」と「SH905i」が11月26日、「N905i」と「P905i」が28日、「F905i」と「SO905i」が29日、「N905iμ」が30日となる。
 905iシリーズは、FOMAの秋冬モデルとして、HSDPAやGSM方式、ワンセグ、おサイフケータイなどにい対応、ワイドVGA液晶を装備する。  「D905i」は、ワンセグのハイライト再生機能などを搭載したスライド式の三菱電機製端末。約3.1インチ、480×864ドットのTFT液晶を搭載し、AF付きの3.2メガカメラを装備。傾きなどを検知するモーションコントロールセンターを内蔵し、ワンセグやフルブラウザの利用時に活用できる。大きさは110×49×18.7mm、重さは132g。連続待受時間は3Gで約530時間、GSMで約320時間、連続通話時間は3G、GSMともに約200分。ボディカラーはオレンジイエロー、シャインブラック、ナチュラルホワイト、ピンクゴールドの4色。

F905i 「F905i」は、“ヨコモーション”機構を採用した富士通製端末。約3.2インチ、480×864ドットのスーパーファインIPS液晶を搭載する。カメラは3.2メガCMOSを装備。ワンセグがヨコ画面で楽しめ、指紋認証センサーなども用意されている。大きさは108×50×21mm、重さは138g。連続待受時間は3Gで約505時間、GSMで約300時間、連続通話時間は3Gで約190分、GSMで約200分。ボディカラーはブルー、ブラック、ホワイト、マゼンタの4色。

N905i 「N905i」は、顔検出機能付きの5.2メガカメラなどを搭載したNEC製端末。回転2軸ヒンジを採用し、回転動作でワンセグが起動できる。メインディスプレイは約3インチ、480×854ドットのモバイルシャインビューEX液晶を搭載する。また、iモードブラウザのタブ表示も行なえる。大きさは約109×49×19.6mm、重さは約133g。連続待受時間は約600時間(静止時)、GSM方式では約290時間(静止時)、連続通話時間は約220分(GSMは約190分)。ボディカラーは、Black、White、Pink、Red。

N905iμ 「N905iμ」は、90Xiシリーズ最薄の厚さ12.9mmを実現したNEC製端末。90Xiシリーズでは初の「μ」端末となる。端末の基本的な仕様は「N905i」と同等で、「N905iμ」では、ワンセグが非対応、カメラがオートフォーカス付きの200万画素CMOSセンサーとなっている。メインディスプレイは約3.0インチ/480×854ドットのTFT液晶を装備する。大きさは約108×50×12.9mm、重さは約106g。連続待受時間は約630時間(静止時)、GSM方式では約290時間(静止時)、連続通話時間は約220分(GSMは約190分)、連続テレビ電話時間は約110分。ボディカラーはVenus Gold、Graphite Black、Opal White、Bourgogne Redの4色。

P905i 「P905i」は、3.0型/480×854ドットの液晶ディスプレイが縦横に開く“Wオープンスタイル”を採用したパナソニック製端末。パナソニックのテレビブランド「VIERA」の名を冠した「VIERAケータイ」となり、ワンセグやゲームがヨコ画面で楽しめる。5.1メガカメラを装備する大きさは106×49×18.5mm、重さは137g。連続待受時間は3Gで約580時間、GSMで約260時間、連続通話時間は3Gで約200分、GSMで約190分。ボディカラーはピンクゴールド、ブラック、ホワイト、レッドの4色。

SH905i 「SH905i」は、「Dolby Mobile」による音響効果が得られる回転2軸式のシャープ製端末。ワンセグ視聴時などにDolbyサウンドによる迫力のあるサウンドが楽しめる。メインディスプレイは3.0インチ/480×854ドットのNewモバイルASV液晶を搭載し、カメラは手ぶれ/被写体ぶれ補正付き3.2メガCMOSを装備する。大きさは112×48×16.9mm、重さは125g。連続待受時間は3Gで約540時間、GSMで約290時間、連続通話時間は3Gで約200分、GSMで約190分。連続テレビ電話時間は約100分。ボディカラーはWhite、Black、Pink、Blueの4色。
SO905i 「SO905i」は、ジョグダイヤルを搭載したソニー・エリクソン製端末。新ジョグダイヤル「+JOG」のほか、背面部には静電パッドキーを装備。ワンセグに対応し、ソニー製テレビ「BRAVIA」の技術を採用する。ディスプレイは3.0インチのワイドVGA液晶、カメラはAF付きの3.2メガを搭載する。大きさは110×49×19.7mm、重さは134g。連続待受時間は3Gで約520時間、GSMで約300時間、連続通話時間は3G、GSMともに約230分。ボディカラーはブラック、ホワイト、レッド、シャンパンベージュの4色。

2007年11月4日日曜日

 905iシリーズや705iシリーズの一部機種では、バージョンアップした「きせかえツール」が利用できる。  新バージョンの「きせかえツール」では、トップメニューに加えてメニュー第2階層や決定キーのラベルまでカスタマイズできるようになる。また、メニューの背景に動画が利用できるほか、メニュー項目の利用頻度や電池残量などに連動してメニュー表示が変化する。また手動でメニュー項目を入れ替えられる。これらの機能を体験できる「きせかえツール」コンテンツとして、905iシリーズやP705iμ、P705i、PROSOLID μには、ドコモダケを題材にしたメニューがプリセットされる。  11月1日の発表会会場でもデモが行なわれ、利用頻度に応じてメニュー構成が変わる様子などが披露されていた。担当者によれば、これまでSH903i以降のシャープ製FOMA端末で採用されていた技術「VIVID UI」がきせかえツールのプラットフォームとして採用されたことで、実写動画の利用などの新機能が可能になったという。メニューの見せ方にも自由度が増しており、たとえばメニューボタンを押すと全ての項目は表示されずに、「iモード」「データボックス」などメニュー4項目だけが表示されたりする。手動でのメニュー項目入替に対応しているため、最初に表示される4項目が気に入らない場合は、「iアプリ」「メール」など自分自身がよく使うメニュー項目に変更することもできる。  実写動画を使ったきせかえツール用コンテンツは、今後さまざまなコンテンツプロバイダから提供される予定。なお、NTTドコモ取締役常務執行役員でプロダクト&サービス本部長の辻村清行氏は、発表会のプレゼンテーションで「きせかえツールは毎月50万以上ダウンロードされている」と述べており、人気コンテンツと解説していた。


きせかえツール新版の概要
利用頻度に応じてメニューアイコンの位置が変わる。左の状態で「iモード」アイコンをクリックすると、右の画像では「iモード」がアイコン全体の左上に移動している
■ Flash Lite 3対応、YouTubeは非対応 アドビシステムズから発表されたFlash Lite 3は、今回、905iシリーズに搭載されている。同社では「コンテンツプロバイダは表現力豊かで魅力的なコンテンツを提供できる」としている。  従来のFlash Liteでは、メニューやiモードサイト、ゲームといった利用がなされていた。今後も同様の活用になると見られ、たとえば新バージョンのきせかえツールでは、VIVID UI側から見ると、Flash Liteは素材の1つという扱いになるという。  なお、Flash Lite 3は動画(FLV)対応が特徴の1つとされているが、ドコモ広報によれば「(905iで)YouTubeは利用できない」とのこと。
■ 見やすさも追求

シンプルメニュー  ユーザーインターフェイス関連では、一部機能に絞って項目表示する「シンプルメニュー」、メニューの文字サイズを大きくする「拡大メニュー」、iモードサイトやメールなどの文字サイズを大きくする「拡大もじ」も特徴の1つとされている。  また、905iシリーズでは全機種ワイドVGA液晶を採用しており、あわせてフォントもVGA表示に対応した。QVGA液晶用のフォントと比べると滑らかさが増しており、ドコモ辻村氏は「大きい文字で見やすい。細かい文字もはっきり見え、使いやすさが実感できるだろう」と述べていた。

動画でエンターテイメント情報を配信「Music&Videoチャネル」

 905iシリーズの登場にあわせ、NTTドコモは音楽や芸能関連の動画コンテンツを配信する「Music&Videoチャネル」の提供を開始する。利用料は月額315円だが、コンテンツによっては別途情報料が発生する。  「Music&Videoチャネル」は、音楽関連情報や芸能関連、アニメなどの動画を配信するサービス。HSDPA向けサービスとして、N902iX HIGH-SPEEDの登場と同時にスタートした「ミュージックチャネル」の動画対応版という位置づけになる。  対応コンテンツは、「J-WAVE CHANNEL」(J-WAVE)や「どこでも語学!」(NTTレゾナント)、「USEN放送・音楽生活」(USEN)など。利用時には、iモードとパケ・ホーダイ/パケ・ホーダイフルの契約が必要となる。最大2番組の契約が可能で、サイトをマイメニュー登録すると、夜間に動画コンテンツ(番組)が配信される。  端末内にダウンロードした番組データは、外部に出力することはできないが、番組用フォルダと別のフォルダに移行することで、内蔵メモリの上限まで保存できる。外部出力できないため、機種変更後に新しい機種に動画データは移せない。なお、別フォルダにコピーしていなければ、次回更新時に番組データは上書きされる。  動画部分の仕様は、iモーションと同じでコーデックはH.264となる。最大25MBまでのファイル(30分程度)を配信できる。著作権管理の設定では、視聴開始時間や視聴可能期間、視聴可能回数などが設定できる。コンテンツプロバイダによっては、テレビ番組連動の映像コンテンツを配信しておき、番組終了後に視聴できるようにする、といったプロモーションに利用できる。  対応機種は905iシリーズ10機種と、N705iμ、P705iμ、N705i、P705i、SO705i、PROSOLID μとなっている。なお、L705iX、N904i、L704i、F903iX、P903iX、N902iXは音声コンテンツのみ利用できる。

音声入力で英語に翻訳「しゃべって翻訳」をプリインストール

11月1日に発表されたドコモの新機種群のうち、905iシリーズには、音声認識技術を活かしたiアプリ「しゃべって翻訳」がプリインストールされる。  「しゃべって翻訳」は、ATR-Trek提供のiアプリ。和英/英和の翻訳が可能で、たとえば日本語で話しかけると英文で表示され、英語で話しかけると日本語で表示される。たとえば「コーヒーのお代わりをください」と話すと、画面には「Some more coffee plaese」と表示される。街中など、うるさい環境でも利用できるとのことで、多くの報道関係者が詰めかけた1日の発表会場でも翻訳に成功していた。  話しかける人のプロフィールとして、性別と年齢を指定できる。これは、年齢によって声質がくぐもってしまうなどの変化があるため。ただし、プロフィール設定の有無によって、音声認識の精度が大きく変わることはないとのこで、設定していなくても動作するという。  利用料は月額157円だが、初回起動から60日間は全ての機能を利用できる。61日目以降は、空港/レストランを想定した会話のみ無料で利用できる。


海外で相手に喋ってもらう時には、「発話を依頼する」画面表示も
翻訳結果
■ 音声認識の仕組み 905iシリーズでは、「しゃべって翻訳」のほか、「地図アプリ」や「直感ゲーム」での音声入力に対応する。このうち、「しゃべって翻訳」と「地図アプリ」の場合は端末側で特徴を抽出し、サーバー側で処理する形となっている。この場合、端末側で音声の特徴を抽出するのは、音声を認識するソフトウェア(音声認識フロントエンド)が担う。「しゃべって翻訳」「地図アプリ」では、その仕組み上、通信が発生することになるが、5秒程度の音声で発生する通信量は150パケット程度とのこと。一方、「直感ゲーム」では全てアプリ内で音声認識と解析処理が行なわれている。

周辺検索や音声入力、903i以降で使える「地図アプリ」

905iシリーズ全機種や705iシリーズのメガiアプリ対応機種にプリインストールされる「地図アプリ」は、ドコモとゼンリンデータコムが提供するGPSアプリ。同社では903iシリーズ以降のメガiアプリ対応機種向けにもダウンロード提供する予定。  同社では、6月にゼンリンデータコムと業務資本提携を締結。ゼンリンデータコムの技術を元に、ベーシックな地図サービスを提供する意向を明らかにしていたが、今回の「地図アプリ」は、ゼンリンデータコムとの提携で実現したもので、905iシリーズのワイドVGA液晶やHSPDAを活かす目的で搭載とされている。  主な機能は、現在地検索や周辺の飲食店・テナント検索、ドコモショップやiD対応店舗の検索、目的までのナビ、乗換案内、音声入力による検索となる。一見すると判別できないが、地図アプリの機能は「基本サービス」「付加サービス」に分けられており、基本サービスはドコモ提供で無料、付加サービスはゼンリンデータコム提供で90日間無料(91日以降は月額315円)となる。  対応機種は、905iシリーズ全機種と905iシリーズ全機種、D705iμ、N705iμ、P705iμ、D705i、F705i、N705i、P705i、SH705i、SO705i、PROSOLID μ。また903iシリーズ以降のメガiアプリ対応機種向けにも提供される予定。
■ 移動経路の記録も可能に

地図アプリのメニュー

「みんなの足あと」  無料サービスは、現在地確認や周辺の店舗検索(音声入力含む)、直感ゲームの技術をベースにした操作(直感★地図、直感★3D)、地図閲覧となる。  無料サービスのうち、ユニークな機能は「足あと」と呼ばれるもの。これは、移動経路を記録し続けられるというもので、歩行時やランニングなど低速移動だけではなく、自転車やバイクでの移動でも利用できる。記録したデータは、外部メモリカード(microSDカード)にも記録できるが、SDカードのデータ保存規格「SD-Binding」を用いており、地図アプリでのみ参照する形となり、他のサービスでは利用できない。ただし、有料の付加サービスで提供予定のパソコン向けWebサイトで、そのデータが利用できるようになる見込み。  パソコン向けサイトで利用するために、足あとデータはサーバー上に記録されることになるが、これを応用したサービスが「みんなの足あと」と呼ばれる機能。これは、地図アプリを使って「足あと」を記録したユーザーのデータを収集し、定期的に地図上で反映させ、色の濃淡で人の多いエリアや少ないエリアを示す。たとえば繁華街では赤くなり、深夜は青くなるなど、時間帯やエリアによって人の密度が視覚的にわかる。色の濃淡は、地図を区切って示される。ズームアップすれば、50m四方程度のエリアまで拡大できるが、足あとデータはリアルタイムでは反映されず、個人を特定できないものとなっている。


横画面表示に対応
地図閲覧時に、何も操作しないまま数秒経つと、地図周辺の地名が表示される


移動経路を記録できる「足あと」
他のユーザーの足あとを活用できる


音声入力対応
出発地の認識には失敗したが、時間や目的地は見事に成功
■ 315円の有料サービス、パソコン向けサイトも検討 一方、付加サービスは、ナビサービス、乗換案内(音声入力含む)となる。ほとんどの付加サービスは90日間無料で使えるが、渋滞情報についてはは利用期間にかかわらず、有料機能となる。  付加サービスとしては、パソコン向けWebサイトの提供が予定されており、先述した足あとデータを活用できるほか、地図アプリと登録地点情報を共有できる。このため、地図閲覧機能のうち、アプリやサーバー、電話帳に登録した場所を確認する機能は付加サービスとなっている。


ナビサービスは有料
歩行ルートと鉄道経路を一括表示できる
■ 交差点の3D表示、3D立体ビューの直感操作

交差点の3D表示  交差点の3D表示もユニークな機能の1つ。これは、ナビ利用時に表示されるもので、3Dデータが用意された交差点に近づくと、画面上部に3Dで交差点付近の様子が描画される。全画面で3D表示することもできるが、1日の発表会場で実際に試したところ、やや動作にもたつきが感じられた。ドコモとしては、地図を楽しむための1つの機能としているという。なお、歩行でのナビ利用時には表示されず、カーナビ風に使う機能と言える。  このほか、端末を傾けて操作できる地図「直感★3D」「直感★地図」は無料機能として用意されている。「直感★3D」は、山の標高などのデータを反映したもので、デモで利用したところ、会場が都内とあって関東平野が描画された。ただ、端末を傾けて操作するのが難しく感じられた。一方の「直感★地図」は、通常の地図を見るときに端末を傾ければその方向に地図が移動していくというもの。こちらの反応は良好で、慣れればNEC製端末でお馴染みの「ニューロポインター」風に操作することも可能という印象だった。  担当者によれば「905iシリーズでは、屋内などGPS信号がチェックできなければ、従来よりも早めに基地局での計測に切り替えるようになっており、位置確認の速度向上が図られている」と説明していた。

緊急地震速報などを通知する「エリアメール」

NTTドコモは、905iシリーズ全機種や705iシリーズの一部機種向けの新サービスとして、気象庁の「緊急地震速報」などを一斉配信する「エリアメール」を発表した。905iシリーズは11月26日以降に登場する予定だが、「エリアメール」の開始時期は“年内”となっている。利用料は無料。  「エリアメール」は、10月1日から気象庁が提供している緊急地震速報や、自治体が提供する避難勧告(緊急情報配信)を一斉配信するサービス。緊急地震速報は、地震発生時の観測データから震源や地震の規模を推定し、その情報を伝えるというもの。  利用にあたっては、ユーザー自身がメールメニュー内の「エリアメール設定」で、「受信」を選択しておく必要がある(デフォルト状態ではオフ)。受信時には、専用の着信音で知らせて、待受画面にメッセージが自動表示される。受信したメッセージはメールボックス内に保存され、家族など他のユーザーに転送することもできる。現時点で明らかにされている対応機種は、905iシリーズ全機種のほか、N705iμ、P705iμ、N705i、P705i、SO705i、PROSOLID μとなっている。  たとえば気象庁から緊急地震速報が発せられた場合、ドコモ側の設備に緊急地震速報が届いてから約10秒で携帯電話に配信される。1日の発表会でも「エリアメール」が紹介されていたが、担当者は「直下型地震でなければ、(エリアメール通知から)ある程度行動できる時間があるのではないか」と説明していた。


避難勧告が届いた画面をデモ用iアプリで表示
受信したエリアメールは、通常のメールボックスに保存される


メールボックス内の緊急地震速報
こちらはメールボックス内の避難勧告
■ エリアメールの仕組み

情報伝達のイメージ  「エリアメール」を一斉配信する技術は、「CBS(Cell Broadcast Service)」と呼ばれるもので、3GPPで標準化されている。規格上は全角600文字程度の情報を配信できるが、緊急地震速報は40文字程度、避難勧告は500文字程度になるという。  携帯電話が定期的に基地局に現在地を登録することを利用し、緊急情報の対象エリアにいるユーザーに対して一斉同報で通知することになる。気象庁の緊急地震速報は、全国を約200のエリアで区切っているとのことで、ドコモでは自社基地局が約200地域のうち、どこにあたるか、1つ1つマッピングしている。ちなみにドコモ側では配信数はカウントできるが、実際に届いたかどうかまでは判別できない。また実際は対象エリアにいるユーザーが、電車や車に乗っていて移動しているため、隣の基地局と通信してしまい、対象エリア外になってしまうと「エリアメール」は配信されない。

PROSOLID μ

「PROSOLID μ」(P705iCL)は、薄型端末「P705iμ」からカメラ機能を省いたモデル。セキュリティの観点からカメラ付き携帯電話を利用できない現場など、ビジネス層を狙ったモデルとなる。型番のCLはCamera Lessを省略したもの。  カメラ以外の機能や性能は「P705iμ」と同等。ボディカラーは「ガンメタリック」のみで、上面には「PROSOLID μ」のロゴが配される。カメラレスとなったことで、カメラを起動するキーはボイスレコーダーに割り当てられ、ボイスレコーダーのワンタッチ起動が可能。録音したデータは早送り再生ができ、メールに添付もできる。同キーを長押しすれば、電話帳、メールなどを一括ロックする「PIMロック」機能が利用できる。また、WordやExcel、PowerPointなどのオフィス文書を閲覧できる機能が搭載される。  おサイフケータイ、FOMAハイスピード(HSDPA)、3Gローミング、FOMAプラスエリアに対応。GSMはサポートされない。WMV形式の動画再生、新サービスの「Music&Videoチャネル」や「地図アプリ」、「きせかえツール」、緊急速報「エリアメール」に対応する。うた・ホーダイ、着うたフル、直感ゲーム(音声のみ)、フルブラウザ、Flash Lite 3、ドキュメントビューアなどに対応。音楽再生はWMAとSD-Audioに対応する。  薄型ボディで強度を確保するため、電池カバーとサブディスプレイ側の上面パネルにはステンレス素材が用いられている。また、端末内部の基板に樹脂を流し込み強度を上げるボードモールド技術が採用されている。  メインディスプレイは約3インチ、ワイドQVGA(240×427ドット)、26万2,144色表示のTFT液晶。サブディスプレイは約0.8インチ、96×25ドット、1色の有機EL。  大きさは約109×50×9.8mmで、重量は約105g。連続待受時間は静止時約460時間、連続通話時間は約130分、連続テレビ電話時間は約90分。本体カラーはガンメタリックの1色。

SO705i

「SO705i」は、「Style-Upパネル」で着せ替えが可能なソニー・エリクソン製の折りたたみ型FOMA端末。発売時期は2008年2月を予定する。  SO705iは、「SO704i」と同様に別売オプションの「Style-Upパネル」を装着した着せ替えが可能なモデル。Style-Upパネルの販売価格は各1,000円程度を見込んでいる。また、通話中やメール受信時、端末クローズなどの際にはイルミネーション演出も可能で、追加パターンのダウンロードも行なえる。  おサイフケータイ、HSDPA(FOMAハイスピード)、3Gローミング、FOMAプラスエリアの利用が可能。新サービスでは、「Music&Videoチャネル」や「地図アプリ」、「きせかえツール」、緊急速報「エリアメール」に対応した。  キー部分は、指の腹が触れる部分を凸形状に加工した大型のウェーブスクエアキーを採用。文字入力時の予測変換機能には、「POBox Pro」を搭載した。また、「ミッフィー」のデコメアイテムや、カメラで撮影した画像からデコメピクチャを作成できるアプリ「デコ絵つくーる」もプリインストールされる。  メインディスプレイは、約2.8インチ、ワイドQVGA(240×427ドット)、262,144色表示の半透過型TFT液晶。サブディスプレイは1.1インチ、128×26ドット、モノクロの有機EL。  外部カメラは有効画素数が約200万画素、記録画素数が約190万のCMOSカメラ。また、内側には有効画素数が約33万画素、記録画素数が約31万画素のCMOSカメラを内蔵する。外部メモリはmicroSD(最大2GB)に対応する。  機能面では、うた・ホーダイ、着うたフル、直感ゲーム、フルブラウザ、Flash Lite 3などに対応。ミュージックプレーヤー機能はWMA形式をサポートする。  大きさは約105×49×15.2mmで、重量は約102g。連続待受時間は静止時約600時間、連続通話時間は約220分、連続テレビ電話時間は約100分。本体カラーはCheek Pink、Sugar White、Charcoal Grayの3色。

SH705i

シャープ製の「SH705i」はワンセグ対応のFOMA端末。発売時期は2008年2月の予定。  SH705iは、実際の布から型を取ったパネルを液晶背面に採用するなど、ファブリック調デザインが特徴となっている。ワンセグを搭載しつつも105gとコンパクトなデザインとなっている。  ワンセグ機能は録画にも対応する。ディスプレイには2.8インチのワイドQVGA(240×400ドット)のモバイルASV液晶を搭載している。カメラは3.2メガピクセルで、6軸手ぶれ補正と被写体ぶれ補正に対応する。カメラを動かして撮影する「パノラマ撮影」機能や名刺をカメラで読み込む「名刺リーダー」も搭載する。  なお、内向きのインカメラを搭載せず、テレビ電話時は対面の画像を相手に送ることになる。対応メモリカードはmicroSD。  対応サービスとしては、2in1やメガゲームなどに対応するが、2in1の着信回避モードやエリアメールといった最新サービスには対応していない。HSDPAやGPSにも対応しないが、おサイフケータイには対応している。新サービスの「地図アプリ」にも対応している。このほかシャープ独自の機能としては、手書きの絵を撮影してデコメピクチャを作る「ショットデコ」機能を搭載する。  本体サイズは106×48×15.5mmで重さは約105g。連続待受時間は静止時約470時間、連続通話時間は約150分、連続テレビ電話時間は約100分。本体色はBlue、White、Pinkの3色。

P705i

パナソニック製の「P705i」は、705iシリーズとしてワンセグの視聴と録画に対応した折りたたみ型の端末。同シリーズのワンセグ対応端末として最薄となる12.8mmのスリムボディを実現し、ワンプッシュオープンボタンが搭載される。  メインディスプレイは3インチ、240×427ドット、26万2,144色表示のワイドQVGA液晶で、「モバイルPEAKSプロセッサー」により鮮やかな画質の映像が楽しめる。ワンセグのアンテナは内蔵式となっているほか、ワンセグの「オフタイマー」機能も搭載。また、のぞき見防止機能として画面全体に適用できる「全画面ビューブラインド」が利用可能。  端末スペックは705iシリーズの中でも幅広い機能に対応するモデルとなる。GSMはサポートされないものの、FOMAハイスピード(HSDPA)がサポートされ、「Music&Videoチャネル」に対応する。  このほか、「2in1」や「ビデオクリップ」、WMV、WMA、SDオーディオがサポートされ、音声入力の直感ゲームが利用できる。きせかえツールがサポートされ、ドキュメントビューアが搭載される。  カメラはオートフォース対応の有効画素数約200万画素のCMOSカメラで、外部メモリはmicroSDに対応。連続待受時間は約550時間、連続通話時間は約160分、連続テレビ電話時間は約110分。  大きさは109×49×12.8mmで、重さは約110g。ボディカラーはMorning White、Daylight Blue、Sunny Pink、Premium Darkの4色。

NM705i

ノキア製の「NM705i」は、シンプルなストレートデザインで主さ89gとコンパクトなFOMA端末。発売は2008年2月の予定。  NM705iは海外で「Nokia 6120 classic」として販売されているグローバルモデルのドコモ版。Nokia 6120 classicは、ノキアの中ではスタンダードシリーズに位置付けられる4桁型番のモデルで、スタンダードモデルの中では比較的ハイエンド寄りとなっている。  利用できるサービスは、iモードやiモードメール、200KBまでのiアプリなど基本機能のみで、着うたやiチャネルといったドコモ独自サービスにも対応していないが、逆にBluetoothやFMラジオ、MP3対応のミュージックプレーヤーといった海外ではニーズの高い機能に対応している。  OSにはSymbianベースのS60を搭載し、パソコンとアドレス帳やスケジュールデータの同期が可能。  コネクタ類もベースモデルのままで、日本独自規格ではなく、ノキア独自規格の充電端子とminiUSB端子が搭載されている。インカメラを搭載しており、テレビ電話は利用できる。  インターフェイスもほぼノキアテイストのままで、たとえばメニュー構造もドコモ共通の「LifeKit」といった項目はない。ノキアのS60端末などが搭載しているオンラインヘルプ機能やチュートリアル機能を搭載している。文字入力時は、英語での予測入力にも対応している。  海外で販売されているグローバル仕様のままで、3GとGSMの両方の国際ローミングに対応している。ただし、ベースとなったNokia 6120 classicはHSDPA対応となっているが、NM705iではFOMAハイスピードには非対応とアナウンスされている。世界時計や辞書、単位変換など海外で便利な各種機能を搭載している。  ドコモのラインナップの中では安価なモデルという位置付けで、今回発表になった905i/705iシリーズの中では、L705iと並ぶ最安クラスになるという。  カメラは190万画素のCMOSで、対応メモリカードはmicroSD。デザインはシンプルなストレート形状で、ディスプレイは2インチと小型ながら解像度はQVGA(240×320ドット)となっている。  本体サイズは105×46×15mmで重さは89g。連続待受時間は静止時約210時間、連続通話時間は約140分(3G時)。本体色はビターオレンジとスタイリッシュブラック、ノーブルホワイトの3色。

N705i

NEC製「N705i」は、デザイン家電などを展開するブランド「amadana」(アマダナ)とのコラボレーションモデル。1月発売予定。  同端末は、インテリアなどと調和し、暮らしに溶け込むデザイン性の高い家電などを展開しているamadanaとのコラボモデル。プロダクトデザインは、amadanaのプロジェクトメンバーである鄭秀和氏率いるインテンショナリーズが担当、グラフィックデザインおよび内蔵コンテンツは、同じくamadanaのプロジェクトメンバーであるTYCOON GRAPHICS(タイクーングラフィックス)が担当した。  また、サウンドディレクションはミュージシャンのテイ・トウワが行なっており、今回のプロジェクトのために新たに書き下ろした楽曲が着うたフルとしてプリセットされる予定。「N705i」は、テイ・トウワと鄭秀和氏が兄弟でプロジェクトに参加したことになる。  ワンセグに対応し、内蔵型アンテナを採用している。録画機能などの付加的な機能は用意されない。W-CDMA方式のほか、GSMにも対応しており、国際ローミングもサポートする。おサイフケータイも利用できる。  メインディスプレイは、3インチ、240×427ドット、262,144色表示のモバイルシャインビュー液晶を搭載。背面のサブディスプレイには、1.6インチ、モノクロ液晶が用意され、スクウェアなデジタル腕時計のようなデザインとなっている。モノクロ液晶となるため、常時表示が可能で、時計として利用しやすいという。  カメラ機能は、メインが約200万画素のCMOS、サブが約33万画素のCMOSとなる。microSDカードスロットも搭載する。音楽機能はWMA形式に対応し、SD-Audioもサポートする。  通信機能はHSDPA方式およびGSMにも対応、海外でも利用できる。フルブラウザやPDFビューアも利用可能で、新サービスでは、Flash Lite 3や音声入力対応の直感ゲーム、音声入力iアプリ、きせかえツールのバージョンアップなどにも対応する。基本的な機能は「N705iμ」と同等で、ワンセグ機能およびGSM対応が追加されている。1.7GHz帯は非対応。  大きさは104×49×14.5mmで、重さは約109g。連続待受時間は約600時間(静止時)で、GSM方式の場合は約290時間(静止時)となる。連続通話時間は約220分(GSMの場合は約190分)。ボディカラーは、amadana white、ultimate orange、amadana blackの3色展開。  なお、amadanaでは、オリジナルカラーによるスペシャルパッケージ「アマダナ限定モデル」を数量限定で販売する。brownish woodと名付けられた同端末は、サブディスプレイの下部に1台1台木目の異なる木製パネルが貼られている。  数量限定5,000台で販売され、底面部のバッテリーカバーにはシリアルナンバーが刻印される。パッケージには、brownish woodに合わせたオリジナルのイヤホンマイクや卓上ホルダなどが同梱され、パッケージング自体もオリジナルの仕様となる。  販売価格は63,000円で、amadanaの店舗やWebショップを通じて販売される。なお、11月1日より、amandaでは特設サイトをオープンしている。12月1日21時より予約販売が開始される。

L705iX

LG電子製「L705iX」はHSDPAにも対応するワンセグケータイ。発売は2008年2月~3月の予定。  L705iXは、海外では「Shine」という名前で販売されているデザインケータイの日本版にあたる。ShineはLG電子が「Black Label Series」として展開するデザインケータイシリーズの一つ。なお、現在販売中の「L704i」も愛称「chocolate」で販売された同シリーズのデザインケータイとなっている。  L705iXは金属の質感をそのままに生かしたヘアライン調の金属ボディが特徴。カラーバリエーションの1つ「Shine Gold」は日本オリジナルのカラーとなる。  デザインはほぼ海外の「Shine」と同等だが、内部は日本向けにアレンジされており、事実上、日本独自の規格となっているワンセグに対応している。ただしワンセグの録画には非対応。このほか、データ・充電端子も日本の規格に合わせられており、FOMA共通の充電アダプタが利用できる。  FOMAハイスピード(HSDPA)にも対応しており、ダウンロード速度7.2Mbpsにも対応している(現在発表されているほかのFOMAは最大3.6Mbps)。ただし現在、ドコモのネットワーク側は3.6Mbpsまでしか対応しておらず、7.2Mbpsで通信が可能になるのは2008年4月以降となる予定。  カメラは2メガピクセルのCMOSを搭載。ドイツのシュナイダー・クロイツナッハ(Schneider Kreuznach)社公認のレンズを採用し、オートフォーカスにも対応している。インカメラも搭載している。ディスプレイは2.2インチで解像度はQVGA。対応メモリカードはmicroSD。  テンキーはシートキーを採用。カーソルキーは、上下方向がソニーのジョグダイヤルのような回転ジョグ式になっている。  対応サービスはほかの705iシリーズに比べると少なく、2in1やうた・ホーダイ、メガゲーム、おサイフケータイといったドコモ独自のサービスに対応していない。iアプリは500KBまでの対応でフルブラウザは非搭載。GSMは搭載しないが、3Gでの国際ローミングには対応する。  本体サイズは100×51×15.3mmで重さは123g。連続待受時間は静止時約330時間、連続通話時間は約140分、連続テレビ電話時間は約90分。本体色はShine Silver、Shine Gold、Shine Titaniumの3色。

L705i

LG電子製「L705i」は、ワンタッチキーなどを搭載し使いやすさを重視したFOMA端末。発売は2008年1月~2月の予定。  L705iは、ワンタッチキーなどを搭載し、使いやすさを重視したモデル。押しやすい立体形状のキーや大きい文字フォントなどを搭載するが、「らくらくホン」ほど高年齢層をターゲットとするものではなく、DOLCE SL(SH902iSL)のように「らくらくホン」に抵抗がある年齢層や、ただ使いやすいケータイが欲しい層をターゲットにしているという。  すでに同様デザインのモデルが韓国では販売されているが、そちらに比べると、キーデザインが立体形状になっているなどの違いがある。このほか、データ・充電端子も日本の規格に合わせられており、FOMA共通の充電アダプタが利用できる。  GSMにも対応していて、3GとGSMの両方の国際ローミングが利用できる。世界時計や単位変換ツールなど、海外旅行に便利なアプリケーションも多数搭載している。  比較的安価なモデルで、今回発表になった905i/705iシリーズの中では、NM705iと並び最安クラスになるという。  カメラは記録120万画素のCMOSで、内向きのインカメラは搭載していないため、テレビ電話は対面撮影のみ。メモリカードには対応しない。  対応サービスは国内メーカー端末に比べると少なく、2in1やうた・ホーダイ、メガゲーム、おサイフケータイといったドコモ独自のサービスに対応していない。iアプリは500KBまでの対応で、着うたフルやiチャネルには対応している。  本体サイズは100×51×16.3mmで重さは95g。連続待受時間は静止時約300時間、連続通話時間は約140分(3G時)、連続テレビ電話時間は約90分。本体色はシャンパンゴールド、ワイン、ブラックの3色。

F705i

「F705i」は、防水ケータイとしては世界最薄(2007年10月31日時点)という富士通のFOMA端末。2008年1月以降発売予定。  従来の「F704i」よりも4.1mmスリム化し、13.8mmという薄型ボディで、お風呂やキッチンで気軽に使えるIPX5等級、IPX7等級の防水性能を実現した。防水性能を高めるため、充電端子とイヤホン用端子を統合したデザインとなっている。  ボディカラーはGUNJYO、YUKI、SAKURAの3色で、20代の男女をメインターゲットに据えている。今回展示されていた端末がモックだったため実際の動作は確認できなかったが、サブディスプレイに着信や時刻をイルミネーションで表示する「フローティングサイン」のデザインが変わるという。37個のホワイトLEDを連続レイアウトし、開閉時のパターンが60種類プリインストールされるなど、表現力と情報表示力がアップする。さらに、付属の「パターンクリエーター」アプリを用いることで、光のパターンを自由にカスタマイズできるようになる。  カメラは有効画素数約130万画素、記録画素数は約120万画素のCMOSとなる。ディスプレイは約2.2インチから拡大された、約2.7インチのフルワイドQVGA(240×432ドット)、262,144色表示のTFT液晶。  オリジナル機能として、同じく富士通の「らくらくホン」に搭載されている「スーパーはっきりボイス」と「はっきりマイク」をF705iにも採用。これにより、通話性能がさらに向上する。特にターゲット層の拡大を意識したわけではなく、利用者の使いやすさを追求した結果だという。  また「開閉ロック」や「ICカードロック」、「パスワードマネージャー」などのセキュリティ機能も搭載しており、「プライバシーモード」では、電話帳上の特定の人やグループ単位での非表示設定が可能になった。  2in1、ビデオクリップ(10MBiモーション)、うた・ホーダイ、着うたフル、ミュージックプレーヤー機能、メガゲーム、iチャネル、赤外線通信、おサイフケータイ、国際ローミングサービス(3G)などをサポート。引き続き「Napstar To Go」にも対応する。ただし、フルブラウザ、ワンセグには対応していない。  また、新サービス「地図アプリ」「きせかえツール」には対応しているが、「エリアメール」「直感ゲーム」には対応していない。また「Flash Lite 3」も非対応となっている。  大きさは106×49×13.8mm、重さは約115g。連続待受時間は静止時約460時間、連続通話時間は約155分、連続テレビ電話時間は約80分。外部メモリはmicroSDカード(最大2GB)となっている。

D705i

 NTTドコモは、ワンセグに対応した三菱電機製のスライド型FOMA端末「D705i」を発表した。2008年1月以降発売予定。  「D704i」が10代~20代前半の若い女性をメインターゲットだったのに対し、今回発表された「D705i」はスリムで上品なデザインに仕上げられており、20代~30代の女性がメインターゲット。端末の個性に合わせた、表現力豊かなデコメコンテンツがプリインストールされる。  ボディカラーはRose Pink、Pearl White、Pure Blackの3色。 フルフラットなソリッドデザインで、Pearl Whiteには「ドット」、Rose Pinkには「スピン」、Pure Blackには「ヘリボーン」と、それぞれ異なるテクスチャデザインが採用されている。  カメラは有効画素数約130万画素、記録画素数は約120万画素のCMOSとなる。ディスプレイは約3.0インチ、ワイドQVGA(240×400ドット)、262,144色表示のTFT液晶。前回の約2.4インチからさらに大きく見やすくなっている。なお内側カメラやサブディスプレイは搭載していない。  約5時間半の連続ワンセグ視聴が可能で、最大30件の予約録画にも対応。外部メモリはmicroSDカード(最大約2GB)に対応しており、最大約10時間40分の録画が可能となっている。また、予約した時間にテレビが起動し、目覚まし時計代わりに利用できる「ワンセグ目覚まし機能」も用意されている。なお、D905iで利用可能は「ハイライト再生」には対応していない。  70Xiシリーズでは初めて「スピードセレクター」を採用。中央のダイヤルを回転させることでメニュー操作がより簡単かつスピーディになるため、ワンセグ視聴時やフルブラウザの利用が快適になる仕組み。また、オリジナル機能として、難しい漢字を拡大できる「デ漢字」を搭載する。日本語変換はD904iと同じATOKを採用している。  このほか、2in1、ビデオクリップ(10MBiモーション)、うた・ホーダイ、着うたフル、ミュージックプレーヤー機能、メガゲーム、iチャネル、ドキュメントビューア(PDFビューアのみ)、赤外線通信、おサイフケータイ、国際ローミングサービス(3G)などに対応。  今回発表された新サービス「地図アプリ」「きせかえツール」には対応しているが、「エリアメール」「直感ゲーム」には対応していない。また「Flash Lite 3」も非対応となっている。  大きさは110×49×15.5mm、重さは約120g。連続待受時間は静止時約600時間、連続通話時間は約180分、連続テレビ電話時間は約110分。

N705iμ

「N705iμ」は、薄さ9.8mmのボディながらおサイフケータイやHSDPAに対応したNEC製の折りたたみ型FOMA端末。発売時期は2008年1月から2月を予定する。  N705iμは、「N704iμ」の11.4mmから1.6mmの薄型化が図られたモデルで、ドコモでは「Extreme Slimケータイ」と呼称している。本体側面部は片手でスムーズな開閉が行なえるようなデザインが施されている。また、側面下部は丸みを持たせたことで、手に馴染みやすくなっている。  おサイフケータイやHSDPA(FOMAハイスピード)、3Gのローミング、FOMAプラスエリアに対応。新サービスの「Music&Videoチャネル」や「地図アプリ」、「きせかえツール」、緊急速報「エリアメール」も利用できる。  N704iμと同様に背面部にはLEDを搭載。LED数はN704iμの49個から7×17ドットの合計119個と大型化が図られ、時間と分を一度に表示できるようになった。また、着信、音楽再生の状態も確認できる。  カメラはメインカメラのみの構成で、有効画素数が約200万画素、記録画素数が約190万画素のCMOSカメラ、外部メモリはmicroSD(最大2GB)に対応する。  メインディスプレイは約3.0インチのワイドQVGA(240×427ドット)、262,144色のモバイルシャインビュー液晶。  機能面では、うた・ホーダイ、着うたフル、直感ゲーム(振る・しゃべる)、フルブラウザ、Flash Lite 3、PDFビューアなどに対応。音楽再生はWMAとSD-Audioに対応する。  大きさは約105×49×9.8mmで、重量は約99g。連続待受時間は静止時約500時間、連続通話時間は約180分、連続テレビ電話時間は約70分。本体カラーはReal Red、White Silver、All Blackの3色。

D705iμ

「D705iμ」は、メタリックボディを採用した三菱電機製のストレート型FOMA端末。発売時期は2008年1月から2月を予定する。  D705iμは、キーボタン部分に金属調シートとディスプレイ部にハーフミラー処理を施したモデル。メタリックボディを採用したほか、余計な凹凸を排除してスリム&フラットを追求。ドコモは「Super Slimストレートケータイ」として展開していく。  キーボタンは複数のイルミネーションパターンを用意。ボタン部には樹脂素材の利用を予定している。また、握りやすさやポケットの出し入れがしやすいラウンドフォルムデザインを採用した。  おサイフケータイ、3Gローミング、FOMAプラスエリアに対応。HSDPA(FOMAハイスピード)には対応しない。新サービスでは「地図アプリ」が利用できる。  本体側面にはキーロックボタンを装備。長押しに加え、ダブルクリックによるキーロックが可能になった。また、表示中の画面を問わずキーロックが可能な「いつでもキーロック」や、待受画面で設定した時間が経過するとロックを行なう「タイマープロテクトキー」も利用できる。  メインディスプレイは約2.2インチ、QVGA(240×320ドット)、262,144色表示のTFT液晶。カメラは有効画素数が約130万画素、記録画素数が約120万画素のCMOSカメラを搭載。外部メモリはmicroSD(最大2GB)に対応する。  うた・ホーダイ、着うたフル、きせかえツール、フルブラウザ、PDFビューアなどに対応。WMA形式によるミュージックプレーヤー機能も用意した。  大きさは122×47×10.3mmで、重量は約85g。連続待受時間は静止時約400時間、連続通話時間は約120分、連続テレビ電話時間は約80分。本体色はルミナスブラック、フラッシュシルバー、アイスブルーの3色。

SH905iTV






「SH905iTV」は、「AQUOSケータイ」の呼称が付けられたシャープ製のFOMA端末。「SH903iTV」からサイクロイドスタイルを継承し、3.2インチのNewモバイルASV液晶を装備する。  サイクロイドスタイルを採用することで、折りたたみ型端末でありながら開いた状態で画面を横にできる。メインディスプレイは3.2インチ、480×854ドット(フルワイドVGA)、1,677万7,216色表示の「NewモバイルASV液晶」を搭載する。「高演色バックライト」を搭載することでNTSC比120%と高い色再現率を実現したほか、リフレクトバリアパネルと6色カラーフィルターにより屋外での見やすさに配慮されている。「SVエンジン+」と組み合わせることで、シーン別制御ON時のコントラスト比は2,000:1と鮮やかな表現が可能で、映像に応じたバックライトのコントロールにより省エネ効果も備える。また、ワンセグでは映像ジャンルに連動した自動画質設定が可能になっている。  サイクロイドスタイルを採用することで、ワンセグやデータ放送、動画再生にフォーカスしており、液晶側ボディに対角線上に搭載される外部スピーカーでは、画面が縦、横のいずれの状態でもステレオ音声を実現するステレオスピーカーが搭載される。  画面を横にした状態では、画面を左右に分割してワンセグを見ながらメールやアドレス帳といった機能が利用できる。なお、ミュージックプレーヤー機能、カメラ機能、iアプリは左右分割画面で利用できない。  「SH905iTV」は「SH905i」がベースとなっており、基本機能は「SH905i」を踏襲するが、GSMとGPS機能はサポートされず、1.7GHz帯は非対応となっている。  「SH905i」にも搭載されるDolby Mobile(ドルビーモバイル)では、発売時期が「SH905i」より後となることから、同機能の適用範囲が拡大される。ドルビーモバイルは、ワンセグ視聴時、ミュージックプレーヤー機能、Music&Videoチャネルに加え、iモーション、FMトランスミッターもサポートする。ドルビーモバイルでは、シーンや音楽の種類に応じて、高音質な音響効果を手軽に変更できる。  ノートパソコンなどに搭載されているタッチパッド風の操作が可能な「TOUCH CRUISER」が搭載され、フルブラウザでのカーソル移動や「手書き認証」が利用できる。名刺をカメラで読み取りアドレス帳に登録できる「名刺リーダー」機能では、英字の名刺にも正式に対応する。
 カメラは有効画素数320万画素のCMOSカメラで、オートフォーカス、手ぶれ補正対応。インカメラは有効画素数約11万画素のCMOSカメラ。外部メモリはmicroSDとmicroSDHCがサポートされる。サブディスプレイは約0.8インチ、96×39ドットのモノクロ有機EL。  FOMAハイスピード(HSDPA)に対応し、緊急速報の「エリアメール」が利用できる。「2in1」「Music&Videoチャネル」「Flash Lite 3」「おサイフケータイ」「ドキュメントビューア」が利用でき、ミュージックプレーヤー機能はWMA、SD-Audioに対応する。WMV形式の動画再生が可能で、直感ゲームおよびiアプリの「音声入力」にも対応する。  大きさは112×50×18.9mm、重さは140g。連続待受時間は約500時間、連続通話時間は約140分。ワンセグの連続視聴時間は約4時間30分(暫定値)。ミュージックプレーヤー機能(WMA、SD-Audio)の連続再生時間は約16時間。ボディカラーはBlack、Silver White、Goldの3色。

P905iTV

「P905iTV」は、国内の携帯電話では最大クラスとなる3.5インチの液晶ディスプレイを装備するパナソニック モバイルコミュニケーションズ製のスライド型FOMA端末。「P905i」と同様、パナソニックのテレビブランド「VIERA(ビエラ)」の名を冠した初の端末となる。2008年1月以降に発売される。  「P905i」と同じくVIERAケータイとなるが、こちらはワンセグ機能に特化した端末となる。「P904i」や「P903iTV」にも搭載されていた、パナソニックの映像技術「モバイルPEAKSプロセッサー」の最新版が搭載される。  スライド式の端末の全面がディスプレイとなり、操作部はスライドさせないと現われない。ディスプレイは約3.5インチ、480×854ドット、262,144色表示のTFT液晶を搭載する。充実したワンセグ機能が魅力で、16:9の比率で映像が楽しめる。  また、ワンセグの映像は240×320ドット、15fpsで放送されているが、「P905iTV」では、ワンセグ映像を端末内で変換し、フレーム間の映像を計算することで、2倍の30フレームを実現している。  なお、今回の発表では「P905iTV」はモックアップのみの展示となったため、この技術は確認できなかったが、30fpsを再現した映像は別途デモンストレーションしていた。15fpsと比較すると、一見してなめらか映像だと判断できる。特に、動きのある映像の場合は違いが顕著だった。  映像関連ではこのほか、記憶色補正や環境光補正などによって、高解像度を実現するという。ワンセグを録画した際にも30fpsで表示される。ワンセグのアンテナは端末の内部に収納するタイプで、伸ばして利用する。「P903iTV」と同様にダイバーシティアンテナが採用される。  予約録画なども可能で、端末には約1GBの内蔵メモリを装備する。外部メモリとして、microSDカードおよびmicroSDHCカードをサポート、現時点で4GBタイプまで対応する。内蔵メモリに録画している場合、残り容量が足りなくなると、録画先をmicroSDカードに自動切替する機能も用意される。ワンセグの連続視聴時間は最大7時間。  また、横置きタイプの卓上ホルダが用意され、卓上ホルダにはステレオスピーカーを内蔵している。卓上ホルダに「P905iTV」を設置すると、ちょうどミニチュアのテレビのような外観となる。側面部の充電接点から音声信号を送信してスピーカーを鳴らすため、ケーブルレスでスピーカーが利用できる。なお、卓上ホルダは端末パッケージに同梱される。  端末の仕様は、「P905i」とほぼ同じだが、テレビに特化し、人とは違うものを持ちたいユーザーを利用者に想定しているという。  カメラは機能はオートフォーカス付きの約200万画素のCMOSセンサーを搭載。サブカメラは用意されない。音楽機能はWMA形式に対応、約65時間の再生が可能で、SD-Audioの場合は約80時間の再生が可能となる。  HSDPAに対応するが、GSM方式には非対応、GPSにも非対応となる。おサイフケータイやフルブラウザ、PDFビューア、Flash Lite 3、Bluetoothなどに対応する。直感ゲームは非対応となる。  大きさは113×53×17.7mm、重さは135g。連続待受時間は約670時間、連続通話時間は約195分、連続テレビ電話時間は約130分(ただし、インカメラ無し)。ボディカラーはブラック、ホワイトの2色。

SO905iCS





  
ソニー・エリクソン製の「SO905iCS」は、カメラ機能に注力したFOMA端末。ソニー製デジタルカメラのブランド名を冠した「Cyber-shotケータイ」の別名を持つ。発売時期は2008年の1月~2月になる見込みで、レギュラーの905iシリーズとは異なり、春モデルに近い扱いとなる。  511万画素CMOSカメラを搭載し、光学3倍ズームとオートフォーカスに対応している。最大で2,592×1,944ドットの画像を撮影可能。ソフト処理による手ぶれ補正や顔認識によるオートフォーカス・露出補正機能も搭載し、撮影補助照明としては高輝度LEDを搭載する。マクロモードでは最短3cmで撮影できる。  カメラは本体背面に搭載されていて、「Cyber-shot」のロゴが刻まれたレンズカバーがある。本体はスライドデザインとなっており、本体スライドを閉じた状態でレンズカバーを開けると、カメラが起動するようになっている。デジタルカメラのように横方向に持って撮影するデザインになっており、カメラのメニューなどもすべて横のまま操作しやすいようにデザインされている。  カメラモジュールは今回、ソニーがケータイ向けに新設計したもので、対物レンズとセンサが直交する、いわゆる屈曲光学式のレンズ構造となっている。これにより、本来ならば厚みが必要な光学ズーム付きのカメラモジュールを搭載できたという。レンズの明るさはF2.8~F5.4で、ISO1600の高感度撮影に対応する。CMOSセンサーにはソニー独自開発の「Exmor(エクスモア)」というものが搭載されている。  光学3倍ズームに加え、解像度が落ちない4倍デジタルズームと解像度を落とす4倍デジタルズームがあり、最大で48倍までのズームが可能。連写機能は最大解像度でも秒間7.5枚の速度で最大9枚まで連続撮影できる。複数の写真を撮影し、その中から気に入ったカットだけを保存する、といった機能も搭載する。
 加速度センサを内蔵しており、撮影時の天地方向を画像ファイルのEXIFに書き込むことができる。横方向に撮影した複数の画像から、最大360度全周のパノラマ画像を合成する機能を搭載する。パノラマ画像撮影時は、加速度センサによりカメラの回転した角度を検出し、自動でシャッターを切る機能もある。なお、加速度センサは手ぶれ補正や直感ゲームといったほかの機能には使われていないという。  撮影した画像にGPS情報を付加できる。同梱されるソフト「Picture Motion Browser」で読み出せば、位置情報から撮影した場所を地図上で表示させられる。  画像を撮影後、そのまますぐにブログに投稿したりメールに添付することができる。ブログへの投稿はメールを介したもので、ブログサービス提供者が用意する設定ファイル(メールアドレスが含まれる)をあらかじめダウンロードしておくことで、画像をブログに投稿できるようになる。  なおCyber-shotを冠するケータイは、すでに海外のソニー・エリクソンで販売されているが、そちらのモデルとは異なる系統で、SO905iCSは国内のチームが開発をしている。  機能としては、GSMによる国際ローミングやHSDPA、GPS、エリアメールなど、905iシリーズの基本機能には一通り対応している。ジョグダイヤル「+JOG」を搭載するなど、UI面でも同時発表されたSO905iと同等。違いは主にカメラ機能の強化とワンセグの省略といった点。  大きさは113×50×24mm、重さは150g。携帯電話としては大振りなボディサイズだが、カメラとして持ちやすいようデザインされている。連続待受時間は3Gで約520時間、GSMで約300時間、連続通話時間は3Gで約200分、GSMで約180分。ボディカラーはSILVER、PINK、WHITEの3色。

N905iμ







NEC製の「N905iμ」は、90Xiシリーズ初の「μ」端末となる折りたたみ型W-CDMA/GSM端末。2007年11月26日以降に発売される。  90Xiシリーズ最薄の厚さ12.9mmを実現した薄型デザインの「N905iμ」。シンプルなデザインで、30代以上のユーザーでも手にしやすいカラーリングを採用したという。説明員によれば、70Xiμシリーズではこれまで、限りなく薄くすることに重点を置いてきたという。しかし、今回の「905iμ」では、薄さの追求と同時に、使いやすさなどにも配慮しているという。このため、端末は薄型ながらラウンド感をつけているとのこと。  また今回、「N905i」が回転2軸ヒンジを採用しているため、N端末では「N905iμ」が純粋な折りたたみ端末となっている。「N905iμ」は、N903iまでのN端末のデザインの傾向を踏襲しており、説明員も「アークラインとまではいかないが、N端末らしいデザインに仕上がったのではないか」と語っていた。  端末の基本的な仕様は「N905i」と同等で、「N905iμ」では、ワンセグが非対応、カメラがオートフォーカス付きの200万画素CMOSセンサーとなっている。カメラ機能には手ぶれ補正機能なども用意されない。また、薄型化を実現するためにニューロポインターも非搭載となる。その代わりとして、「N905iμ」の背面にはイルミネーション機能などが用意されている。  メインディスプレイは約3.0インチ、480×854ドット、262,144色表示のTFT液晶、サブディスプレイは約0.8インチ、96×35ドット、モノクロ有機ELとなる。GPSやHSDPA、GSMに対応。microSDカードスロットを装備する。  高音質機能としてヤマハサウンドを装備。音楽機能はWMA形式に対応し、連続約55時間の再生が可能。SD-Audioもサポートしており、こちらは約85時間の連続再生が可能となっている。  「N905i」と同様に、iモードブラウザはタブ表示が可能。最大5つのサイトを同時に表示できる。受画面やメール閲覧中の画面からiモード内の検索が行なえるなど、iモードブラウザの利便性が高くなっている。  また、Bookmarkに登録したサイトにフラグをつけることで、最大5つのサイトを一度にタブ表示できる。毎日アクセスするサイトや定番サイトなどを登録しておくと、一度で更新状況がわかる。直感ゲームや翻訳アプリなどがプリセットされる。  メール機能では、メール作成時に本文に直接文字を入力できる「インライン入力」に対応。過去のメールや撮影した写真を時間軸状に並べて表示する「ライフヒストリービューア」といった機能も用意される。  このほか、高速な赤外線通信が可能なIrSimpleに対応し、ドキュメントビューアも利用できる。おサイフケータイやFlash Lite 3もサポートしており、90Xiシリーズとなるため、着うたフルなどNTTドコモの多くのサービスが利用できる。音声入力対応の直感ゲームや翻訳アプリがプリセットされる。  大きさは約108×50×12.9mm、重さは約106g。連続待受時間は約630時間(静止時)、GSM方式では約290時間(静止時)、連続通話時間は約220分(GSMは約190分)、連続テレビ電話時間は約110分。ボディカラーはVenus Gold、Graphite Black、Opal White、Bourgogne Redの4色。

SO905i







ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製折りたたみ型FOMA端末。同時発表の「SO905iCS」とともにFOMA端末として初めて、ソニー・エリクソン製のドコモ向け端末としては、「SO505i」以来のジョグダイヤル搭載機種となる。  搭載されるジョグダイヤルは「+JOG」と名付けられ、設定メニューからカーソル速度などが選択できる。文字入力は、POBox Pro 2.0で、ジョグダイヤル操作で選べる。  ワンセグ関連では、ソニー製テレビ「BRAVIA」の技術を用いた高画質エンジン「RealityMAX」を搭載する。また、音楽再生機能はWALKMANでも採用されているVirtual Mobile Engineを搭載し、最長65時間の連続再生に対応する。  ワンセグ専用の静電パッドキー(ビューイングタッチキー)がメインディスプレイ上部に、音楽再生専用の静電パッドキー(ミュージックタッチキー)が背面のサブ液晶側に配置されており、なぞるだけでボリューム調節などができる。  「3ユニットフロントスピーカー」も搭載。背面のリングがスタンドになり、傾きを2段階で調節できる「2ステップワンセグスタンド」も備えている。ワンセグの連続視聴時間は約230分。  ミュージックプレーヤー機能はATRAC3とWMAの再生に対応。省電力化を実現する「Virtual Mobile Engine」を搭載し、ATRAC3で65時間以上、WMAで53時間以上の音楽再生が可能となっている。USB端子はUSB 2.0をサポートし、パソコンからの高速な楽曲転送が行なえる。外部メモリはmicroSDカード。会場の担当者によれば、microSDカードの採用は「市場動向を見て判断した」ためだという。  ディスプレイは3.0インチのワイドVGA液晶や、オートフォーカス対応の320万画素カメラ、IrSimple/IrSS対応赤外線通信機能を備える。  大きさは110×49×19.7mm、重さは134g。連続待受時間は3Gで約520時間、GSMで約300時間、連続通話時間は3G、GSMともに約230分。ボディカラーはブラック、ホワイト、レッド、シャンパンベージュの4色。

SH905i







回転2軸スタイル シャープ製の「SH905i」は、薄さ16.9mmで幅48mmというスリムボディでワンセグに対応した折りたたみ型のFOMA端末。  「Dolby Mobile」(ドルビーモバイル)を搭載し、ワンセグ視聴時、ミュージックプレーヤー機能、Music&Videoチャネルでドルビーモバイルが適用された音響効果を得られる。ドルビーモバイル対応機能利用時には、「Dolbyサウンド設定」として効果を選択可能。ワンセグ視聴時では、ワンセグ放送の内容に自動的に合わせる「ジャンル連動」のほか、「ノーマル」「ニュース」「スポーツ」「ドラマ」「バラエティ」「ミュージック」「映画」が選択可能。また、「オリジナル」設定も選択でき、音場が少し広がりのある空間になる「サウンドスペース」、低域を持ち上げる「ナチュラルベース」、シーンごとの再生音量を最適化する「サウンドレベルコントローラ」、「モノラル→ステレオ」の各項目について、ON・OFFが選択できる。音楽再生時には「Dolbyサウンド設定」として「ロック」「ポップス」「クラシック」「ジャズ」「オリジナル」を選択可能。なお、ドルビーモバイルの機能そのものをOFFにすることはできず、対応する機能を利用する場合には自動的にドルビーモバイルの機能が適用される。  実際にワンセグ放送をイヤホンで視聴したところ、オリジナル設定で「ナチュラルベース」をONにすると、BGMの迫力が増し、ドラマの屋外のシーンでは街の喧騒がはっきりと聞き取れるなど、各効果ははっきりと確認できた。高域のノイズは少し残っているものの、全体として聞きやすく、ドルビーモバイル機能は手軽に迫力のある音に切り替えるといった、イコライジング機能に主眼が置かれていると感じた。なお、Dolby技術が携帯電話に搭載されるのは世界初とのこと。  メインディスプレイは3.0インチ、480×854ドット(フルワイドVGA)、1,677万7,216色表示の「NewモバイルASV液晶」を搭載する。「SV(Super Vivid)エンジン+」によりシーンに応じた鮮やかな画質を実現し、WMV形式の動画をフルスクリーンで楽しめる。  SH904iに続き、ノートパソコンなどに搭載されているタッチパッド風の操作が可能な「TOUCH CRUISER」が搭載される。SH905iでは、SH904iと比べて静電パッド面の読み取り精度が向上している。インカメラを搭載しないことで顔認証機能は非対応となるが、「TOUCH CRUISER」の精度向上により「手書きパスワード認証」に新たに対応する。「手書きパスワード認証」では、パッド面で文字や図形などを描くと、それをパスワードの代わりとして利用できるというもの。字や図の形状、筆順、パッド面上で描いた位置など、さまざまな要素を組み合わせて認証が実現されており、「本人拒否率」は約1%、書かれた文字など内容を知らない場合の「他人受入率」は0.00053%としている。なお、従来のテンキーによるパスワード入力も用意されている。
 名刺をカメラで読み取りアドレス帳に登録できる「名刺リーダー」機能では、英字の名刺にも正式に対応した。  カメラは、6軸手ぶれ補正(静止画)、被写体ブレ補正対応の有効画素数320万画素のCMOSカメラを装備する。赤外線通信は、IrSimple/IrSS対応となっている。外部メモリはmicroSDで、より大容量がラインナップされるmicroSDHCもサポートされる。  FOMAハイスピード(HSDPA)に対応し、GSMがサポートされる。GPS機能が搭載され、緊急速報の「エリアメール」が利用できる。「2in1」「Music&Videoチャネル」「Flash Lite 3」「おサイフケータイ」「ドキュメントビューア」が利用でき、ミュージックプレーヤー機能はWMA、SD-Audioに対応する。WMV形式の動画再生が可能で、直感ゲームおよびiアプリの「音声入力」にも対応する。  大きさは112×48×16.9mm、重さは125g。連続待受時間は3Gで約540時間、GSMで約290時間、連続通話時間は3Gで約200分、GSMで約190分。連続テレビ電話時間は約100分。ボディカラーはWhite、Black、Pink、Blueの4色。

P905i







 
「P905i」は、一見すると通常の折りたたみ型ながら、横方向への開閉も可能な“Wオープンスタイル”を採用しているパナソニック製端末。2007年11月26日以降に発売される。  特徴的なWオープンスタイルの機構は、auの「W44S」でも採用されているが、「W44S」は横方向への開閉のために大振りなヒンジを備えていた。これに対し、P905iは回転2軸ヒンジのヒンジ部が右端に寄せられたような形で、出っ張りがない。横方向で開く場合は、閉じた状態で左側面にあるスイッチをスライドさせる。縦方向に開いた状態で横へ開くこともできるが、閉じた状態で横方向へ開くと、キー側ボディの下部に爪がひっかかるようになっており、安定性を保ちながら横方向へ開閉できる。  W-CDMA/GSM方式に対応し、HSDPAやワンセグに対応する。薄型テレビ「VIERA」の技術を導入し、ワンセグ放送の高画質表示が可能。なお、パナソニックのテレビブランド「VIERA」の名を冠した端末は、「P905iTV」と同じく今回が初めて。  液晶ディスプレイは、3.2型/480×854ドットで、ワンセグ放送のフル画面表示に対応。横画面での視聴に配慮した「Wオープンスタイル」構造を採用する。「P905iTV」のように30コマへのフレームレート変換技術は搭載していないが、「モバイルPEAKSプロセッサー」を内蔵し、コントラスト比2,000:1を実現。さらに、デジタルノイズリダクションなど、VIERAで培った技術が随所に導入されている。  カメラはオートフォーカス付きの510万画素CMOSセンサーで、6軸手ぶれ補正(静止画)を装備。microSDカードに対応する。  Bluetoothもサポートしており、WMV動画再生機能や、WMAとSD-Audioの音楽再生機能も装備。Bluetoothで音楽やワンセグ放送の音声をワイヤレスで楽しめる。対応リモコンでワンセグのチャンネル切り替えも行なえる。なお、対応プロファイルは、DUN、HFP、HSP、A2DP、AVRCP、OPP、SPP。  GPSやおサイフケータイ、着うたフル、Flash Lite 3などをサポートし、翻訳アプリ音声入力対応の直感ゲームなどがプリセットされる。  大きさは106×49×18.5mm、重さは137g。連続待受時間は3Gで約580時間、GSMで約260時間、連続通話時間は3Gで約200分、GSMで約190分。ワンセグの連続視聴時間は約4時間30分(エコモードでは6時間40分)。音楽再生時間は約54時間(WMA)/76時間(SD-Audio)となり、テレビ電話機能の連続通話時間は約110分。ボディカラーはピンクゴールド、ブラック、ホワイト、レッドの4色。

N905i







NEC製の「N905i」は、顔検出オートフォーカス機能付きの5.2メガピクセルカメラを搭載するなど、充実した機能が魅力のW-CDMA/GSM端末。11月26日以降発売。  回転2軸ヒンジを採用し、持ち手部分がラウンド形状、ディスプレイ部はスクウェアデザインを採用する。数字キーは、パソコンのキーボードを思わせる形状で、ボタンの中央が若干凹んでいて、非常に押しやすい印象だ。方向キーはニューロポインターを搭載するなど、従来のN端末を踏襲している。ただし、メニューボタンは右側から左側に移動した。  カメラ機能は、顔検出機能およびオートフォーカス機能付きの520万画素CMOSセンサーを搭載。6軸手ぶれ補正と被写体ぶれ補正機能も用意されており、H.264形式、30fpsのVGA撮影にも対応する。  顔検出機能は、目や鼻などの位置から端末側が顔の位置を認識し、ピント合わせの際に顔にピントがくるようにオートフォーカスが働く機能のこと。同時に3人まで顔検出が可能。オートフォーカス付きのカメラでは、中央付近にピント合わせ用の四角い枠が表示される場合があるが、「N905i」で表示される四角い枠は、中央ではなく顔の位置を追従する。被写体となる人が異なる距離にいる場合、顔検出した3人からもっともよく見える距離にピントが合うという。なお、顔検出機能をOFFにもできる。  また、NECとしては初のワンセグ対応端末となる。ワンセグ用のアンテナはヒンジ付近に収納されており、伸ばして利用する。予約録画やタイムシフト再生が可能で、メールを受信するとテロップで通知する「クイックインフォ」機能が用意されている。横画面でワンセグを閲覧していた場合、端末を縦画面のスタイルに戻すと、自動的にメール画面が表示されるなど、細かい配慮がなされている。  メインディスプレイは約3インチ、480×854ドット、262,144色表示のモバイルシャインビューEX液晶(TFT液晶)を装備。サブディスプレイは、約0.9インチ、96×64ドット、モノクロ有機ELとなる。なお、従来のN端末のVGA液晶では、VGA表示とQVGA表示が混在していたが、今回は全てVGA表示となる。このため、VGA液晶対応のフォント(丸ゴシック体/明朝体)がプリセットされる。  高音質機能としてヤマハサウンドを装備し、ワンセグ音声にも対応する。音楽機能はWMA形式に対応し、連続約55時間の再生が可能。SD-Audioもサポートしており、こちらは約85時間の連続再生が可能となっている。
 HSDPAに対応し、GSM方式にも対応。GPS機能も搭載する。iモードブラウザはタブ表示が可能となっており、最大5つのサイトを同時に表示できる。なお、「N905i」では、待受画面やメール閲覧中の画面からiモード内の検索が行なえるなど、iモードブラウザの利便性が高くなっている。  また、Bookmarkに登録したサイトにフラグをつけることで、最大5つのサイトを一度にタブ表示できる。実際には、登録した5つのサイトに順番にアクセスして。それぞれタブ表示しているのだが、HSDPAの高速通信によってそう感じることなく利用できる印象だ。毎日アクセスするサイトや定番サイトなどを登録しておくと、一度で更新状況がわかる。  なお、フルブラウザも用意されているが、こちらはタブ表示には対応しない。横画面での利用が可能となっている。  高速な赤外線通信が可能なIrSimpleに対応し、ドキュメントビューアも利用できる。おサイフケータイやFlash Lite 3もサポートしており、90Xiシリーズとなるため、着うたフルなどNTTドコモの多くのサービスが利用できる。音声入力対応の直感ゲームや翻訳アプリがプリセットされる。 大きさは約109×49×19.6mm、重さは約133g。連続待受時間は約600時間(静止時)、GSM方式では約290時間(静止時)、連続通話時間は約220分(GSMは約190分)。ボディカラーは、Black、White、Pink、Red。