2008年3月6日木曜日

GPS対応の東芝製子供向けモデル「820T」

「820T」は、子供向け端末「812T」に続くコドモバイル第2弾となる東芝製の折りたたみ型端末。発売は2008年2月上旬以降の予定。  子供の利用を想定したコンセプトケータイ「コドモバイル」の2機種目となる端末で、防犯機能や子供向けコンテンツが充実している。主なターゲットは小学校低学年から中学年。  ディスプレイ側の上端のストラップ穴周辺が防犯ブザーのスイッチとなっている。ストラップを装着するか上端をスライドさせると、防犯ブザーが鳴動し、同時にあらかじめ設定した連絡先へテレビ電話で発信され、さらにGPSを使った位置情報付きのメールも送信される。自動送信される位置情報付きのメールには、NAVITIMEの地図へのリンクURLが入っており、通知を受けた人はケータイやパソコンから地図を参照することが可能となっている。  ディスプレイ側背面には大きな防犯ランプが搭載されており、防犯ブザー鳴動時以外にも、ランプキーを押すことで連続点滅もさせられる。防犯ブザーの音量は10cmの距離で約100dB相当。  GPS機能は緊急通報時以外にも、ほかのケータイやパソコンから820Tの位置を検索する「位置ナビ」にも利用できる。このほか、時間と場所を設定しておくことで、予定通りの時間に出発・到着したかを自動送信で知らせる「イドコロメール」や、サイドキー長押しで位置情報付きメールを自動送信する「簡単お知らせメール」機能がある。

スノーホワイト  これら基本的な機能はコドモバイル第1弾の「812T」を踏襲しており、主な変更点はデザインと内蔵コンテンツの違いとなる。デザイン上で大きく変わった点は、緊急ブザーのスイッチとなる部分が、ストラップ穴となり、好きなストラップを装着しやすくなった点など。  内蔵コンテンツ面では、サンリオの「ハローキティ」のメニューや待受画面が内蔵されるようになった。引き続き東芝のオリジナルキャラクタ「くーまん」のコンテンツも搭載している。  子供向けに、時間割表などの機能が搭載されている。このほか、子供向けの利用制限機能が用意されており、電話やメールの相手先を制限できる機能や、毎月の発信分数やメール送信件数が制限できる機能、夜間や授業中のWebやアプリの利用を制限する機能などが用意されている。  ディスプレイは2.4型QVGA液晶でサブディスプレイは搭載しない。カメラは324万画素CMOSを搭載する。フォーカスは手動切り替え式。メモリカードはmicroSDカードに対応する。ワンセグや3Gハイスピード、フルブラウザ、おサイフケータイ、国際ローミング、赤外線通信、Bluetoothといった機能には対応していない。  大きさは49×97×23mm、重さは116g。ボディカラーはフラワーピンク、スノーホワイト、ジェットブルーの3色。

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