「821T」は、ソフトバンクとしては初のシニア層向けモデルとなる東芝製の折りたたみ型端末。発売は2008年3月下旬以降の予定。 ケータイに不慣れな高齢層をターゲットとしており、押しやすいキー類、見やすい表示、わかりやすいメニューなど、ドコモの「らくらくホン」のような仕様となっている。ターゲット年齢層としては、既存モデルの「GENT 812SH sII」などよりも高めを狙っているという。 キー類はすべてドーム状の立体形状となっており、キーの表記もクリアキーが「戻る」になっているなど、できるだけ平易になっている。ディスプレイの下には連絡先ショートカット専用のキーが搭載されている。新着メールがあるときには押すべきメールキーが点滅するなど、一部のキーは操作ガイド・通知LED的な役割も果たす。このほか、本体を開きやすいように、内側になる面はエッジが面取りされており、指が引っかかりやすくなっている。 メニューもキー同様に大きめのフォントで平易な表記となっており、通常の端末とは異なる、「受信したメールを見る」といったメニュー表記がなされている。着信音の一部はメロディ全体を聞きやすく調整された「はっきりメロディ」となっている。 携帯電話の操作が学習できる、Flashによるトレーニング機能がプリセットされている。このほかにも、操作教本「見ながら覚えるケータイBOOK」がパッケージに同梱される。
ピンク 本体の背面には緊急ブザースイッチがあり、緊急ブザーを作動させると、防犯ブザーが鳴動するほか、あらかじめ設定した連絡先へ自動的に発信することもできる。また、GPSにも対応しており、ほかの携帯電話やパソコンから821Tの端末位置を検索することも可能となっている。 ディスプレイは2.4型QVGA液晶。サブディスプレイは視認性に優れた全反射タイプのSTNモノクロ液晶。カメラは196万画素CMOSで、オートフォーカスに対応する。サブディスプレイも搭載している。対応メモリカードはmicroSDカード。 GPSによるナビ機能や着うたフルなどにも対応している。ワンセグや3Gハイスピード、フルブラウザ、おサイフケータイ、国際ローミング、赤外線通信、Bluetoothなどといった付加機能には対応していない。イヤホンマイク端子は充電・データ端子と統合仕様。 大きさは50×102×17.9mmで、重さは115g。ボディカラーはシルバー、ピンク、ブラック、ワインレッド、ブルーの5種類。
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