2007年11月4日日曜日

L705iX

LG電子製「L705iX」はHSDPAにも対応するワンセグケータイ。発売は2008年2月~3月の予定。  L705iXは、海外では「Shine」という名前で販売されているデザインケータイの日本版にあたる。ShineはLG電子が「Black Label Series」として展開するデザインケータイシリーズの一つ。なお、現在販売中の「L704i」も愛称「chocolate」で販売された同シリーズのデザインケータイとなっている。  L705iXは金属の質感をそのままに生かしたヘアライン調の金属ボディが特徴。カラーバリエーションの1つ「Shine Gold」は日本オリジナルのカラーとなる。  デザインはほぼ海外の「Shine」と同等だが、内部は日本向けにアレンジされており、事実上、日本独自の規格となっているワンセグに対応している。ただしワンセグの録画には非対応。このほか、データ・充電端子も日本の規格に合わせられており、FOMA共通の充電アダプタが利用できる。  FOMAハイスピード(HSDPA)にも対応しており、ダウンロード速度7.2Mbpsにも対応している(現在発表されているほかのFOMAは最大3.6Mbps)。ただし現在、ドコモのネットワーク側は3.6Mbpsまでしか対応しておらず、7.2Mbpsで通信が可能になるのは2008年4月以降となる予定。  カメラは2メガピクセルのCMOSを搭載。ドイツのシュナイダー・クロイツナッハ(Schneider Kreuznach)社公認のレンズを採用し、オートフォーカスにも対応している。インカメラも搭載している。ディスプレイは2.2インチで解像度はQVGA。対応メモリカードはmicroSD。  テンキーはシートキーを採用。カーソルキーは、上下方向がソニーのジョグダイヤルのような回転ジョグ式になっている。  対応サービスはほかの705iシリーズに比べると少なく、2in1やうた・ホーダイ、メガゲーム、おサイフケータイといったドコモ独自のサービスに対応していない。iアプリは500KBまでの対応でフルブラウザは非搭載。GSMは搭載しないが、3Gでの国際ローミングには対応する。  本体サイズは100×51×15.3mmで重さは123g。連続待受時間は静止時約330時間、連続通話時間は約140分、連続テレビ電話時間は約90分。本体色はShine Silver、Shine Gold、Shine Titaniumの3色。

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