2007年11月30日金曜日

au、下り最大3.1Mbpsのデータプラン「WINシングル定額」



KDDIおよび沖縄セルラーは、EV-DO Rev.A方式に対応し、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsのデータ通信が可能な京セラ製データ通信端末「W05K」を12月下旬より発売する。  「W05K」はデータ通信サービス「PacketWINシングルサービス」に対応し、新たに、「W05K」専用の上限額が設定されたデータ通信プラン「WINシングル定額」が提供される。「au買い方セレクト」に応じた料金プランが用意され。フルサポートコースでWINシングル定額(フルサポート)を利用した場合は月額3,150円、シンプルコースでWINシングル定額(シンプル)を利用した場合は月額2,205円となる。  パケット通信料は1パケット(128byte)あたり0.0525円。また、72,000パケット以上の利用は定額となるため、WINシングル定額(フルサポート)で月額最大6,930円、WINシングル定額(シンプル)で月額最大5,985円になる。  au携帯電話とセットで利用するとさらに割引され、上限額はWINシングル定額(フルサポート)で月額最大6,615円、WINシングル定額(シンプル)で月額最大5,670円となる。WINシングル定額とau携帯の回線が同一名義の場合に利用可能で、申込みが必要。  なお、利用にあたっては、このほかにインターネット接続プロバイダーの利用料がかかる。PacketWIN/PacketOneに対応したプロバイダーで利用可能になる予定で、au one net(旧DION)の場合、ひかりone(au one net)やADSLを利用している場合は通常料金のみで利用できる(その他の接続プランは、パケットサービス利用料がさらに月額682円かかる)。  また、2009年1月末までのキャンペーンとして、WINシングル定額(フルサポート)を契約したユーザーを対象に、WINシングル定額(シンプル)の料金で提供する。一方、WINシングル定額(シンプル)で契約した場合、シンプルプランでは通常付与されないポイントが獲得できる。  このほか、「KDDIまとめて請求」で「WINシングル定額」を利用するユーザーに対して、2008年2月1日よりADSLとのセット料金も用意される予定。。

料金イメージ
■ トラフィック制御機能 なお、トラフィック制御機能が用意されており、一般のWebブラウジング等においてはEV-DOの高速な通信が可能。周囲の回線が混雑している状況では、ネットワーク負荷を防ぐために、自動的に通信速度が制御される。また、一定時間内に著しく大量なデータ通信があった場合には、切断される場合がある。通信プロトコルやアプリケーションの制限はないとしている。  たとえば、YouTubeやSkype、GyaOなどを利用した場合、とくに制限はないため利用はできる。ただし、大容量の通信が必要なサービスを利用した場合に通信品質の保証はできないとのこと。
■ 対応端末 「W05K」は、コンパクトフラッシュ(CF)カード型の京セラ製データ通信端末。法人向けの「W04K」と同様にEV-DO Rev.A方式をサポートし、通信速度は下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsとなる。  トラフィック制御機能を搭載し、「WINシングル定額」に対応。EV-DO Rev.Aの対応エリア外では、CDMA 1X WINおよびCDMA 1X網で接続される。auのサービスエリア内であれば全国で利用できる。同梱のアダプタを使うとPCカードスロットでも利用できる。  対応OSは、Windows Vista/XP/2000/Pocket PC日本語版。価格はオープンとなる。12月下旬より発売される。

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