2007年11月19日月曜日

スライド型で500万画素カメラ搭載の「920SC」




902SC(ブラック×レッド)  サムスン製の「PHOTOS Softbank 920SC」は、スライド機構を採用し、500万画素カメラを搭載したハイエンド3G端末。「PHOTOS」冠する名前の通り、カメラ機能が重視されている。  500万画素カメラは光学3倍ズームに対応し、オートフォーカスやメカニカルシャッター、ソフトウェア手ぶれ補正機能、キセノン管を使ったフラッシュを搭載するなど、本格的なカメラ機能を搭載している。カメラはISO感度指定もできるなど、マニュアル撮影機能も多めになっている。  日本のケータイとしては初めて、顔認識機能が搭載されている。写真撮影時には被写体の人間の顔を認識し、そこにオートフォーカスの焦点をあわせられる。さらに撮影済みの画像から顔部分を指定し、電話帳などに登録しておくことで、あとで同じ人物の顔を撮影した際には、その顔を自動認識し、名前を画像ファイル内のタグに自動で書き込む機能がある。また、撮影済みの写真から、登録された顔の電話帳登録を検索し、電話を発信することもできる。撮影画像をフォルダに自動分類する機能も用意されている。


顔認識機能では、撮影後に画面内の顔を自動的に認識し、それぞれの顔が誰であるかを表示する。この写真では認識に失敗して「不明」となってしまった
カメラの画面。各種設定は画面上のアイコンを操作して行なう。デジタルカメラに近い操作感  メニュー回りは従来のサムスン製端末より、さらに日本ケータイ特有の操作感に近づけているという。S!おなじみ操作やS!速報ニュースといった、ソフトバンク独自のサービスにも広く対応している。  新機能としては、端末内のファイルを検索する「マルチ検索」機能が搭載されている。マルチ検索機能は、パソコンにおけるデスクトップ検索のような機能で、端末内に保存されているファイルやメールの検索を、単語を入力することで行なえるという。  2.4インチ、QVGAサイズの有機ELディスプレイを搭載しており、過去の製品よりも明るさが増しているという。外部メモリカードとしてmicroSDカードが利用できる。  3Gハイスピード、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、フィーリングメール、S!ともだち状況、着うたフル/着うた、S!タウン、国際ローミング、Bluetooth、デルモジ表示、PCサイトブラウザ、S!速報ニュース、アレンジメール/マイ絵文字、ちかチャット/ちかゲーム、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップ、コンテンツおすすめメールに対応する。GPSやおサイフケータイ、ワンセグは利用できない。  大きさは52×101.5×18.9mm、重さは129g。W-CDMA網使用時の連続通話時間は約200分、連続待受時間は約340時間。ボディカラーは、ブラック×レッド、ブラック×ブラック、ホワイト×ターコイズ、ホワイト×ホワイト。発売時期は12月下旬以降となる予定。


ホワイト×ホワイト
ホワイト×ターコイズ

ブラック×ブラック


ブラック×レッドとホワイト×ターコイズは、側面から見ると色がツートンになっている
キー面。配置は日本で一般的なもの


カメラは裏面に搭載する。光学ズーム付きだが、本体およびカメラ部に特別な厚みがあるわけではない
左側面にイヤホンマイク端子がある

カメラ部。キセノンフラッシュはカメラの上に搭載されている


メインメニューはオーソドックスなデザイン
メニューは全体的に日本のデファクト操作に近づけているという


マルチタスク的に呼び出せるショートカット「スイッチバー」に「マルチ検索」がある
検索画面。複数の対象を検索できる


最近使った検索語なども使える。撮影した機種は開発機のため、英語がまだ残っていた
日本語入力画面 ■ URL  ニュースリリース(PDF形式)  http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20071022_8j-2.pdf

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