2008年8月24日日曜日

モーションセンサー搭載のスポーツモデル「Sportio」

東芝製の「Sportio」(スポーティオ)は、モーションセンサー搭載で「au Smart Sports」を楽しむためにデザインされたCDMA 1X WIN端末。製品型番は「W63T」となる。  「Sportio」は、コンパクトなストレート型デザインを採用し、3軸加速度センサー「モーションセンサー」による「カロリーカウンター」などが利用できる端末。名称は、英語の「Sports」とラテン語の「Actio」を組み合わせた造語で、スポーツをアクティブに行なえるというメッセージが込められているという。  「au Smart Sports」を意識したデザインを採用し、メニュー画面には「au Smart Sports」の設定アイコンなどが用意される。また、アディダスとKDDIがコラボレーションし、端末デザインと統一感を持たせたスポーツウェアやアームバンドなどがアディダスから発売される予定。テレビCMでもスポーツブランドらしい演出の作品が放送される予定だ。  モーションセンサーを使った「カロリーカウンター」は、「Run&Walk」アプリを起動することなく歩数や距離、消費カロリーを計測できるというもの。待受画面に設定されており、歩くと自動的に歩数をカウントする。結果や履歴は「Run&Walk」の専用サイトで管理できる。メニュー画面から「au Smart Sports」の設定機能にアクセス可能で、あらかじめ身長や体重などのパーソナルデータを入力しておく。  また、端末の側面には「SS(Smart Sports)キー」が用意されており、長押しと短押しで「Run&Walk」アプリやストップウォッチをすぐに起動できる。側面部のSSキーは、設定を変更できるため、カメラ機能のショートカットキーなどにも変更できる。  スポーツ系の機能として、テンポに合わせてステップを踏むことでパートが増え、音楽が盛り上がっていくというトレーニング機能「BEAT RUN」がサポートされている。3日に発表された新「Run&Walk」の機能にフル対応した端末となる。ターゲットとなるのは20代女性と、健康が気になる30~40代の男性という。  ディスプレイは、約2.2インチ、240×320ドットのTFT液晶。カメラは196万画素カメラを搭載し、外部メモリはmicroSDカード(最大2GB)。メモリカードはバッテリー部の奧にスロットがある。文字入力機能はATOKを採用する。  外観上、非常に特徴的な部分は方向キーと数字キーの配置だ。「Sportio」では、数字キーと発話/クリア/終話の各キーが向かって右側に配置され、方向キーとその四方に配されるアドレス帳キー、アプリキー、メールキー、EZwebキーが左側に置かれている。一般的な端末で、数字キーの上部に配置される方向キー周りの機能が左に寄っていることになる。画面下部に表示されるの左右のソフトキーは、通常通りアドレス帳キーとアプリキーに割り当てられているため、若干慣れが必要な印象だ。  端末プラットフォームに「KCP+」を採用し、EV-DO Rev.Aや「au one ガジェット」、Bluetoothなどに対応する。ただし、ワンセグやおサイフケータイには非対応。
 新サービスでは「LISMO Video」や、メニューなどを店頭でカスタマイズできる新サービス「ナカチェン」に対応する。「ケータイde PCメール」には非対応。赤外線通信機能やマルチプレイウィンドウ、オープンアプリプレーヤー、フルブラウザなどに対応する。  主な機能では、GPS、LISMO ビデオクリップ、オーディオ機器連携、EZナビウォークなどが利用できる。東芝製端末の機能としては、「W41T」などに搭載されていた「ダウンロードフォント」に対応。国語/英和/和英の合計で23万語をサポートした電子辞書機能なども利用できる。  なお、東芝製端末ではこれまで、1件のアドレス帳に対して最大5つの電話番号とメールアドレスが設定できたが、「Sportio」は3番号、3メールアドレスとなる。旧端末から「Sportio」に乗り換えてアドレス帳データを転送すると、最大2番号、2メールアドレスが転送されないため注意が必要だ。  連続待受時間はカロリーカウンターON時で約280時間、OFF時で約300時間。連続通話時間は約260分。大きさは約52×93×13.7mmで、重さは約86g。ボディカラーはデイ-オレンジ、エクス-ブラック、レイ-ホワイト、メイ-グリーン、イン-レッドの5色。

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